2011/11/03

十月三十一日/荒野を歩きたくなる

夜、仕事とかこつけて、クアトロにoono yuukiバンドのライブを見に行く。
少し遅刻で、人ごみをかきわけて前の方に行くと、ステージにアシダ君がいることに驚愕。……しつつも、この日は全部の楽器がとってもクリアーに聞こえて、oonoさんの音楽はこういう大きなステージにあってるなぁ!と、ちょっち涙が出たりする。

会社に戻って粛々と仕事、した後、帰り道に、近頃元気がないなぁと思っていた友人がいる飲み屋へ顔を出してみる。

人の悩みに対して「わかるよぉ」なんて声をかけるの、傲慢だなぁって非常に思うのだけど、彼女の話を聞いていたらあまりに共感する部分が多すぎて、涙が出そうになったり、クラクラしたりする。

少し前の「野生時代」に載っていた桐野夏生を中心とした「嫉妬」に関する鼎談で、誰に/どんな状況でってことは忘れても、その時の自分の感情(例えば、その紙面では嫉妬)だけ色濃く覚えてるって話、とてもよくわかるなぁと思う。状況はわかる、誰も悪くない、何より時間がたっている、でも、やっぱり悲しくて仕方がない。それで言うと、私はもうここ4年くらい、一歩も前に進めてないのかもしれないなぁ。

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