年末!だだだだだだだ
十二月某日
急遽実家を出ることにしたので、部屋を探しに出かける。不動産屋ではじめに紹介された物件が、普段から溜まり場にしている馬場ちゃん家の2階だったことに運命を感じ、「もうここに引っ越すしかないのか…!」とも一瞬思ったがさすがにそれはやめ。その後、内見1軒目にして木下は天性の“メンドクサガリーヤ”を発揮し、「ここでよくね?」と決めてしまおうとするのを、同居人たちに止められたりしつつなんとか住居決定。今よりだいぶ都心住まいになるので、飲み歩く気満々です。
十二月某日
高校時代の友人とその赤子に会いにいく。赤子(とてもおとなしかった)と遊びつつ、友人の親御さんにもてなされ、振る舞われたお餅をドカ食い。「人の実家って、いいよねぇ(しみじみ)」と遊びにいった我々まで“でっかい子供”に・・。ちなみに、お土産にはontonsonの吉本さんが新しく始めた子供用品店「ocololiyo」で買ったマスクを持ってきました(画像)。つかえるのはもうちょっと先だね。
十二月某日
仕事納め。業務をはやめに切り上げ、早々にボーリング大会へ突入。ヒィヒィ言いながら、全力のスコア50を叩き出す。その後、飲み会を経て、440のシャムキャッツ企画へ寄る。今年の締めとして王舟のライブを非常に見たかったのですが勿論間に合わず(まぁ今日は仕方ない)シャムキャッツを3曲だけ。ライブのエンディング部分だったからってのもあるでしょうが、ぐしゃっとロック。彼らの激しい方面の姿としては、割とベストな感じしました。来年は、また新しい曲をたくさん聞きたいなぁ!(と、こっそりリクエスト)
十二月某日
友人宅で色んな恋愛映画の予告編を見てずしんと落ち込んだりしてから(不毛…)、リキッドルームへ移動。neco眠るのドラマー岡本さんがこの日で脱退&neco自体も暫くライブお休みってことで見てきました。バンドの感じからして感傷的な風にはならないだろうなぁと予想していたんだけど、やっぱりちょっと一区切り感のあるライブで、きゅんとしてしまった。ただ、発展的な空気がすごくあったので、今後が楽しみっす(木下としては、BIOMANドラムで再始動!って案を推しています)。TOKYOの顔なじみに加え、関西のお友達にも会えて嬉しかった。るんるん、るーんと帰宅。
十二月某日
大掃除もそこそこに、COUNTDOWN JAPANへ参加するため海浜幕張へ。到着したら、同行した友人が急遽舞台周りの手伝いをすることになってしまったので、場内を一人でうろうろ。どんどん寂しい気持ちになってしまって、OGRE YOU ASSHOLEを見ながら「みんなには仲間がいていいなぁ!」と無駄に号泣(ちなみに、久しぶりに見たオウガは重心の低〜いどっしりした演奏をしてて、メタルみたいな音像になってたなぁ)。こりゃイカン!と飲酒をしまくり、なんとかハイな状態を作り、2010年のライブはトクマルさんで締め。いい意味で、いつも通りな安定感でござんした。終了後、プチ打ち上げをして、友人宅に沈。友人の彼氏に「木下さん、ちょっと夢みすぎなんじゃない?」と言われ、就寝。
2010/12/31
2010/12/23
おしゃまEYE
十二月某日
専門学校時代の友人の結婚式。完全にライブハウスへ遊び行くような感覚で「どうせ10分くらいおすだろう」とタカを括ってテキトーに会場に向かったら、全然そんなことないのね…!(当たり前です)気まずさを抱え入場……。式は良いものでしたし、久しぶりに在った同級生たちが、スピーチ頼まれたってのに酒ヤケで全然声が出ていなかったり、新郎新婦の思い出の写真を見ながら「・・自分がすごく欠けた人間に思えてくる」と涙目になっていたりと、相変わらずな感じで楽し&居心地良し。
その後、白金の山本現代というギャラリーでやっていたcore of bells+小林耕平さんのパフォーマンスをチラリと覗き(感想ちゅうかなんちゅうかな雑文がここに)、最近仲良くしている若者たちとの忘年会@新宿に落ち着く。白子とビール。こっちも居心地良し。
十二月某日
職場の先輩が貸してくれた磯谷友紀の『屋根裏の魔女』を読んでいたら、普通にシリアスな「突然キスされて・・・」みたいなシーンの第一声が、「ちょ、おま」だったことに時代を感じる(“w”が入ってないだけまだいいかー)。
十二月某日
新宿で女の子とたちとごはんを食べた後(言葉に対して敏感なメンバーが揃ったので、ちょっとした言い回しが原因で一触即発!な雰囲気に)、SAKEROCKのワンマンライブを見にキネマ倶楽部へ行く。打ち合わせも兼ねていたのですが、ミーハー魂を炸裂させて全身で楽しむ(キャーキャー)。“ワンマンゆえの幸福さ”っちゅうか、ステージと客席の相思相愛感が非常に暖かいライブだった。終了後、元同僚たちと一杯飲み。ふらりと入った居酒屋が大当たりで、誉めたたえながら酒を飲む。
2010/12/17
感情の副生音
十二月某日
酒の抜けきらぬ体で昼間からよたよたと代官山へ向かい、Sedonaでテニスコーツ+梅田哲也のワンマンライブ「みんなのストーブ」を見る。あちこちに段ボールが置いてあって、その窮屈さを受け止めながら淡々とライブが進んでました。7月に同じ会場でやったワンマン「みんなの氷」の張りつめた空気とは違う、しんとした雰囲気のなか、一番初めにやった新しい曲の、「良かった」って印象だけが残るような泡のような感触にぎゅっと心つかまれたなぁ。「タマシー」の作詞をしたビビちゃんという女の子の歌を聞いたところで抜け、NESTに移動。
なんやかんやで幾度となくイベントをやってきた勘をいかし、「この内容なら20分は押すね!」とヤマをはって向かったら、見事にシャムキャッツを見逃す(駄目じゃん……)。ので、オワリカラ、SuiseiNoboAz、太平洋不知火楽団など「motion組のその後…」みたいなものを全身で感じた後、高校の同級生との忘年会に着地。イカ焼きを食べながら、山崎パンの日雇いバイトの話などでおおいに盛り上がる。
十二月某日
仕事から帰宅後、おみそ汁をすすりながら深夜番組を見ていたら、岡本夏生が「男性と2人で出かけてすることといったら、食事、セックス、“おしょっくす!”」と言っていて、とても面白いなぁと思う。
十二月某日
会社のイベントをnestにて。前より知人からよく名前を聞いていたソンソン弁当箱(仙台で頑張っている若者バンド。「夏の魔物」で話題になっていたTHE WAYBARK然り、東北の方ってこういうロックンロールっぽい感じが今の流れなのかな??)などを見れて満足!ちなみに、ライブ写真を撮っていたら、同じ設定で撮影してるはずの他の方と比べて明らかにブレていて、本格的に「・・アル中か?」と怯える。
途中、イベントをちょびっと抜けて、上の階でやっていた三村京子さんのライブをチラ見。小さい体に真っ赤なSGを抱えた三村さんは、意識的に柔らかい部分、甘い部分を排除したかのような相変わらずの硬派な佇まい……。船戸さん(ふちがみとふなと)、牧野さん(NRQとか)、山口さん(湯浅湾とか)とのバンド編成で演奏された「銀鱈のブルース」(曲名からして、もう……)が、ちょう~~~~~~~~格好良かった!現在進行形の日本の女性ミュージシャンの中で、心から格好いいな~と思う人のひとりです。
2010/12/14
牛歩です。
十二月某日
深夜、某人とあれこれメールのやりとりをしていて、「イベントでボランティアスタッフをお願いすること」について考え、うんうん唸る(それこそ「やりがい搾取」に陥らないために、お願いする側は最大限お礼をすべき………………と思うと、結局バイトとしてお金をお支払するのは1番イインジャネ!?って、な~)。頭が痛くなったので、借りてきた『ブラスト公論』を読んだら、一気に頭が柔らかくなる。30過ぎて友人たちと「小学校から中学校にあがった時に微妙に感覚が変わる“あの感じ”」とかで盛り上がれるなんて幸せよのう・・。
十二月某日
仕事帰りにシャロン・ヴァン・エッテンのライブを覗く(超盛況!)。音源などはほぼ聞かずに行ってみたのだけど、賛美歌みたいなエバーグリーンな歌声と、超煙た~いブルージー・ボイスを使い分けるシャロンのボーカルスタイルにびっくりしつつ、すぐ心をつかまれた。あと、ツアーを一緒にまわったmmmちゃんとの妙に結託したような?感じも、なかなかぐっとくるものアリ・・(すてきな日記が)。終演後、顔をあわせた麓健一氏に開口一番「罵って」と言われ、ぎょっとする。
十二月某日
来週の結婚式にむけ、プリュス・バイ・ショセで靴を買ったり(お、俺的に、奮発…!)、元職場に遊びに行ったり、気になっているイベントスペースを覗いたり、そしてもちろん酒を飲んだり(激安居酒屋で一族郎党大盛り上がり!な集団に出くわしたんだけど、私はだいぶギスギスした親戚関係しか持ち合わせていないので、非常にうらやましく思ったなぁ……)など遊び歩いて、最終的に友人宅でのパジャマパーティーに落ち着く。「パジャマ姿で、ケンタッキーを食べつつ、ガールズトーク♪」というムチムチした企画のはずが、私は「“ビッチ”って言葉が形骸化して、非常にポップな意味合いになってる気がするから、新しい呼び名考えよーぜ!サセコ、とか」などと叫んで、誰よりもはやく寝た(他のみなさんはちゃんとガールズトークしたらしい)。
2010/12/09
思い出なんて勝手に作ります
十二月某日
コリン・タッカーの来日を記念してDOMMUNEでライオットガールの特集をやるというので、こんなことはなかなかねーぞ!と仕事中に作業しながらコソコソ見る。この日出演していたゆかさん(N16)のZINEを持っているので、基本的な知識はあったものの、ゆかさん&ちふみさん(p-heavy)の素朴かつエモーショナルな語り口(慣れぬトーク番組出演&憧れのコリンと接して緊張)に思わずもらい泣き・・・・・(自分よ、仕事してください…)。“riot grrrl”自体は決して有名な概念ではないんだろうけど(私の周りはたまたま詳しい方がたくさんいらっしゃいますが)この日、ちふみさんやゆかさんが(もちろんコリンも!)語ってたのってすっごく普遍的な話な気がしたなぁ。マイノリティ(と思っている)人間にとって、やっぱりカルチャーは救いなんだよなぁとしみじみ思います。
十二月某日
仕事の後、モーニングスのポン太さん主催のDJ会へ己も出演すべく向かうも、結論から言えば3時の自分の出番の頃には爆睡…!そうだそうだ、毎年やってるオッパーラでのオールナイトイベントだって、私は“朝まで起きてること”に必死なんだと改めて思いました(ダメ人間)。5時過ぎに解散後、昼近くまで残ったメンバーで酒を飲み、死にかけで帰りの電車に揺られていたら、「大丈夫ですか」と介抱しつつ体を触りまくる新手の痴漢のような人に遭遇(私ではなく連れが)。
十二月某日
Bushbashでやっていた、名古屋のバンドがたくさん出るイベントを見にゆく。遅刻していったものの、お目当てのシラオカ(すっごく噛みごたえのあるポップミュージック!来年アルバムが出るみたい。楽しみ)とthe act we act、あと久しぶりにasunaさん(画像・この日はお馴染みのおもちゃブレイクコアstyle!)が見れてとても満足。終了後、会場で会った知人の男子に、「きのぴー、一緒に音楽の未来考えようよ」と、その2秒後に「こういうこと言われるの好きでしょ?」と言われ、非常に腹が立つ。
十二月某日
キネマ倶楽部に星野源さんのワンマンライブを見に行く。“恋情”という名のヴァイアスがかかった感想しか出てこなそうなのでここでは特に何も言いませんが、感想を職場のメルマガにちょろっと書きました。
2010/12/02
知人の知人
十一月某日
街を歩いていたらハライタやら寒気やらが落雷のように降ってきたので、その後の予定をキャンセルして帰宅する。ひいひい言いながら地元の駅まで戻ってくると、踏切の隅で、もう胃の内容物もないのかサラサラしたゲロを吐き続けているおっさんがいて、なんか優しくしたくなった。
十一月某日
三鷹の「おんがくのじかん」でmeso mesoちゃん、王舟さんなどをチラ見。この日は完売だったらしく、キャパ30~40といった大きさの会場は人と熱気でむんむん。正直、環境としてはイイもんではなく、、。私も同じようなことやったことあるけど、こういう小さいスペースでのイベントは、最低限の告知以外は殆どしなくていいのだろうなぁと(twitterなどで細かなネタも拡散しやすくなった現状もふまえて)しみじみ思う。
その後、UFO CLUBにぶらりしてシャムキャッツを見る。ベースのバンビ氏が、ずぼんのポケットから可愛い携帯ストラップ(エビフライなど)をじゃらじゃら下げ、ステージにマイボトルを持ち込んでいる姿を見て、なんとなくフェミニンな気持ちになった。ライブ自体は割と正反対な感じ。終了後、春巻きと、空芯菜と、すっぱ辛い春雨サラダと、ビール。幸福。
十二月某日
帰宅すると、母からどこかの新聞に載っていた深澤真紀さんのインタビューのコピーを渡される。どういうメッセージだろう……?と隅から隅まで丁寧に読み、「イライラしても、ヤケ酒するな、フテ寝にしろ」ってことかなと落ち着いたところで就寝。
●●●
お知らせ
12月3日(金)に高円寺のDOMスタでやるDJパーティー的なものに出ます(詳細)the morningsの知性、ポン太さん主催。
単なる飲み会かな~と思っていたら、tacobondsのライブと大橋裕之さんの紙芝居パフォーマンスもあるらしい。お暇な方は一緒に飲みましょうー。花金だぜベイベー。
2010/11/26
まじ熱い本気エモーション
十一月某日
仕事の後、友人のライターさん主催の猥雑な飲み会へ。60%水か?と思うようなうっすいビールを飲みながら、私は終始へらへらしていたが、この日初めて会った友人の友人(映画の宣伝の仕事をしているらしい)が、楽しいトークの中にもメキメキと営業を混ぜ込んでいて、優秀なワーキング・ウーマンの姿に心から関心する。最近、3時を過ぎるともっぱらレモンサワー。
十一月某日
チャン・ギハと顔たち、を見にWWWへ行く。AORと言ってもいいような雰囲気のある、K歌謡ロック………?何にせよ新鮮。あと、「韓国では大スター」とは聞いていたけど、改めてライブを見たら本国ではもっと大勢の人を相手にステージに立っているんだろうなぁと納得する非常に「ショー」なステージングでした(最後の曲でフロントマンのチャン・ギハ氏(まさに“ショーマン・シップ”!)が「延々と誰かに殴られ続ける」というエア・パフォーマンスを見せていて、迷いない身のさばきにコレを思い出した…)。おもろかった。
帰り道、西武線に揺られながら、隣の席に座っていた女性2人組の恋バナを40分ほど拝聴していたら(スパークしてたのでついつい聞いてしまった)、「当人にとってどれだけドラマチックな恋愛劇も、傍から見りゃ超ありふれた出来事」っちゅうのをしみじみ感じてしまって、寒々した気分で帰宅。ぶへー。
2010/11/24
「夕刊片手にKISSしたいわ」
クリスマスソング好きだし、サンタとかもみの木のモチーフも好きー。12月は今年もみんなとプレゼント交換したい。
十一月某日
来月ある結婚式に着ていく服のことで悩み、「そ、そもそもどういう店で買ったらよいのか全然わからん・・・!!」とカジュアル派ゆえの絶望で頭を抱えていたら、母上にぶわわ~~っと街に連れ出され、ぶわわわ~~~っと全身揃えられる。感謝………(涙を流しながら)。人生のありとあらゆる節目(成人式とか、就活とか、花火デートとか)を普段着でやり過ごしてきたので、正装が苦手すぎて困ってます。
夜、CRJの同年代メンバーと「アルプス」にて飲む。最近どうよ的な恋愛の話をしていたつもりが、気がついたら保険の話になっていた。ASAYANネタで盛り上がった果てに、AKB48のドキュメンタリーを見に行くことを誓う。
十一月某日
秋葉原の3331でやってた日比野克彦展をチラリと覗き(良かった。手仕事~!)新木場COASTに「De La FANTASIA」を見に行く(正面の電光掲示板で、イベントの副題が「Pop Legend」なことを知る…)。
細野さんあたりまでは、勿論良いけど生で聞きたい音楽たちでもないかなぁ…なんて思ったりもしたのだけど、クレア・アンド・ザ・リーズンズでシャキーン、ヴァン・ダイク・パークスでズキューン!ドカーン!圧巻でござんした。特にダイクさん(ブルーデニムのオーバーオール姿!)に関しては、ピアノと弦楽器の4人編成だったのだけど(たぶん)、この手のチェンバー・ポップもののライブとしてはまちがいなく最高峰だなぁとしみじみ感動してしまった。終演後、帰宅のラッシュに巻き込まれるのが嫌で走って駅まで行ったら、ディズニーランド帰りの集団にぶち当たる。結局ぎゅうぎゅうしながら帰宅。
2010/11/22
正装嫌いちゃん
十一月某日
渋谷に新しく出来たライブハウス「WWW」のプレオープンイベントを覗く。元映画館ってこともあって、客席フロアにかなり勾配のあるふしぎな作り。内容によってあうあわないがありそうだなー(おそらく暴れたりとかは厳しい)とか、キャパ的にはあまり東京にないラインかもー(LOFTとかFEVERくらい?)とか会場をうろうろしながら思う。トイレがライブハウスらしからぬキレイさ!
ちょう久しぶりにおとぎ話のライブを見る。新しいアルバム『HOKORI』も、この日のライブも、非常に肩の力の抜けた“音楽好きのにーちゃんたち”感があってぐぐぐっときました。あと、ナタリーのインタビューで言っていた「色んなお客さんが来て、去って、今残ってるお客さんはガチンコにおとぎ話好きな人だけ」ってのもすっごくよくわかったなぁ(楽しさが溢れだしてる背中をたくさん見たよ)。ライブ終わって職場まで早足で戻ったら、出がけに一口だけ飲んだビールが妙にキマってしまい、困る。
2010/11/18
からだが重くて、さみしい
近頃、乱読パラダイス☆すぎて本が何も読み終わらないんですが、それでもSweetDreamsだけは読了!ツアー特集が本当におもしろくて、特にP-Heavyの韓国ライブのセルフレポにぐっときました。ライブ中の感想、「これぞ、ドリカム!」で大笑い。画像はPとは関係ないですが、ボンクラっぷりが最高なミニットメン。
十一月某日
平日は無心でモリモリ働いている。帰宅も遅く、親とまったく顔を合わせない日々が続いていたら、母より「ねぇ、私たち、ずっとこのままなの?」とメールが来て、なんとも言えない気分になる。家、出ないとなぁ。ルームメイトちゃん、ぽんっと目の前に現れないカシラ(東京の家賃事情に負けての一言)。
十一月某日
イメージフォーラムにて『ソフィアの夜明け』を見る。昨年の東京国際映画祭でグラウンプリを受賞したというブルガリアのビターな青春映画。格差・・を描いているらしいが、私はそこまで読みとれず。ただ、「自分は何者なのか?」って思いを抱える登場人物たちの困窮した日常は、最後まで何も変わらないのだけど、すっごく光のあるエンディングで結ばれていて、(今年劇場で見た映画と言えば、「のだめ完結編」と「SATC2」と「トイストーリー3」くらいの私ですが)とても贅沢な“映画体験”をしたなーと思った。
その後、twitterでの酒欲ツイートにのってきてくれた人と池袋で酒を飲み(これだからツイッターってスキ!)、友人宅に沈。某君のナンバーガールのコピーバンドの映像を見て、「こりゃ普通に盛り上がっちまう!」って話などする。
十一月某日
桜台のpool(良いスペース!練馬にこんなところがあるなんてなぁ、先月まで通勤してたのに知らなかった)で行われた、ZINEを作る人・読む人のためのイベント「ZINESTERギャザリング」を覗く。周りにも作っている友人はいるし、たまにこういうイベントも覗くけど、文化的素養のない人間(あ・た・し☆)にはやっぱり敷居が高いぜ~!と思いながらふらふらしていたら、「革命のパン」という名前で売られているあんパンが目に入ったので、買う。食べる。とてもおいしくて、肩の力が抜ける。ホースや2upのライブを見たところで抜け、高田馬場で行われた某画伯を囲む飲み会へ。「ここ数年で、世間的な“音楽”の地位が前より低くなった気がする。売れる売れないとかじゃなくて、アートとか他のものと比べた時の、イメージというか」とぽろりとこぼしたら、同意してもらえて嬉しかった。脳内の細胞が増えたような感覚を抱えながら帰宅。
2010/11/11
クラウド、大好き!
十月某日
もっともっと色んなことを知って、吸収していくには、どんどん忘れていくって行為も避けては通れないんだろなぁって感覚が、ぐぐ~っとこみ上げてくる。
十月某日
早稲田の学祭へ出かける。毎度のことながら完全なる無法地帯っぷりにイライラし、女の子たちの背中にゴキブリを入れまくりたい衝動にかられた・・・が、なんとか抑え、津田大介さんや上杉隆さんらによるメディアの未来に関するトークショーや(途中、ちょっとだけ田原総一郎さんが登場したのだけど、ちゃんと朝生のテーマが出囃子として用意されていたよ…)や、ECD+空間現代のライブ(フツーの教室でだったので、この尖った編成は大正解!と思った)などを楽しむ。
その後、魂の形が似た友人とCULTIVATEへ移動。全日本ポストサブカルチャー連合の展示の最終日に滑り込む。見れて良かったー。ただの「絵」に埋め尽くされた空間は本当にテンションのあがる雰囲気で、この高揚を大切に・・と作品も1つ購入しました(割と写実的に描かれたコンビニ前の風景に、突如大橋キャラが入りこんでるやつ好きだったんですが、それは高かったので断念。私に似てると小田島画伯が言ってくださった眼鏡っこのイラストをチョイス)。寒空の下、芋煮を食い(芋を煮るだけで幸せになれると思うと、冬も悪くないね)、そのままCETのクロージングパーティーに流れ込み、お友達と喋りして帰宅。じゅうじつ。
2010/11/09
俺のシナプスが繋がらねぇ
十月某日
仕事後、WOODSを見にnestへ行ったのだけど、間に合わず…。アンコール1曲の音漏れだけ聞き(しかも、後で知ったがこれはREAL ESTATEだったみたい)、「ここで夜は終わんなぁ!」と、ビールを1杯ぐびりと飲みほしたところで、知った顔がいそうだった440へ移動。なんとなく連れてきてしまったテニスコーツの植野さんと、丸テーブルを挟んで皮パンの話をしたりする。あと、客席に直で機材を置いた荒っぽい環境のなか、RYO HAMAMOTOさんがいつも以上にギターヒーロー感を出していて、にまにましてしまったなぁ。
十月某日
祝日。起床後、図書館にて、すっごく不純な動機からここ数カ月の「SPA!」を激読みする。そのまま下北へ行き、mona recordsで働いてる知人のもとへ譲ると約束していた『紅茶王子』を渡しに伺い、最後に440でやっていた無料ライブを覗く。森ゆにさんが「オ~・シャンゼリゼ~」のカバーをしていたのだけど、完璧なフランス語を披露する彼女の横で、サポートで参加していた三輪二郎&あだち麗三郎ペアが「ジュベ…ドヴィヴィエ……」って適当なつぶやきをしてる様子が非常に愛らしかった。久しぶりにAlfred Beach Sandalも見れて満足。最後に、居合わせた兄貴分たちと飲みに行き、久々にお説教くらい、ダメージ&有り難さを両手に抱えて帰宅。
十月某日
あまりに「痩せ方が病的だ」と言われるので、お腹がすいて寄ったコンビニで、ファミチキと、玉子のサンドイッチと、ダイエットじゃないコーラを選ぶ。
十月某日
なんとなく神戸に行こうかと思ってたんだけど、急でバスのチケットも手に入らなかったので、気を取り直して武蔵大学の学祭へ行く。校門をくぐって3秒後に、すれちがったかわゆい女子高生が「ねぇ、大学生ってさ~・・・・・大人!」「うん!超大人!」って会話を繰り広げてるのを聞いて、これだけで来たかいがあったなぁと思う。
野外ライブで、割と音も良く、なにより快晴だし、シャムキャッツ、栗コーダーカルテットを見て、ビールを飲んで、チューハイを飲んで、前の職場(近所)に遊びに行ったりして、秋の休日を楽しみました。暗くなった頃、なんとなく残ったメンバーで飲みに行き、煮た里芋をがつがつ食べた。
2010/11/05
自意識のばかやろう
十月某日
職場の若者たちと中野で飲む。私は出勤組だったので仕事を終えてから現地へ向かい、着いた途端、お姫様たち(同僚のガールズ)が華麗な遅刻をキめ、文化系男子たち(同僚のボーイズ)がブロードウェイにぽつねんと取り残されていたという昼間の様子を聞かされて、ゲラゲラと笑う。おでんと生牡蠣とビールとレモンハイ、冬の到来を胃袋と肝臓でしっかりと受け止める。
十月某日
最終出勤日。前日の悪天候の反動ですっごく忙しくて、まさにこの図書館を表したかのような1日。最後がこういう賑やかな日で良かったなぁと仕事を終えました。菓子折をどっさりと残し、前日に書いた手紙を配り、ちょっと泣いたりしながら、最後にほとんど同じタイミングで入社した男の子に「またねぇ」と声をかけようとしたら、「木下さん・・・ごめん、貸してた3千円返して、、、」と気まずそうに言われて、すべてが吹っ飛んだ(「どうせまた会うっしょ」と色んな人に言ってもらった、幸福な送り出しでした)。
その後、neco眠るの企画を覗きにクアトロへ。知久さんの求心力(歌うたびに空気がぐにゃりと歪んで、そのブラックホールにみんな吸い寄せられちゃうの)と、neco眠るにスペシャルゲストとして参加した長尾謙一郎先生がステージ上でVJ(←これも相思相愛感あったよ)してるのがチーム感あってとても良かった(そしてお客さんは毎度のごとくぎょっとするほど盛り上がっていた)。朝から体調が悪かったので、入場する前に液状の風邪薬(見た目がヤニの沈殿した泥水………)をぐいっと飲んだものの、ついうっかりライブではしゃいでしまって体調急降下。ふらふらしながら、StoryWriterの新しい号だけ買って帰宅。
十一月某日
そして間髪入れず新しい職場へ。木下のプレカリアート・ライフも、ひとまず終結?・・なんてタワゴトはともかくとしても、社会人も5年目。人とのご縁で、自分の興味のある仕事をさせて頂けるのは、まっこと幸福なこと、ですねぇ。しみじみ!
2010/10/29
ベイビー、あたしの舌はスウィングしないんだ
十月某日
職場の送別会、をいかがわしい中華料理屋にて。ビール好きのおばさま(飼い猫の名前が「エビス」と「ギネス」)に、「きのしたさ~ん!のんでぇ~!ほらグラスがあいてるわよ~!」と、(た、体育会系サークルってこんな感じか!?)と動揺するほど飲まされる。そんなわけで早々と酔っぱらったものの、自分の退職の挨拶だけは気合いで丁寧に(現職場のチーム感に励まされたことがすごく多かったので、とりあえず私は違う場所を求めて去るけど、残った人たちのテンションを下げたり、不安な気持ちにはさせたくなかったのでR)。若者チームで2次会、その後別口の友人と四文屋にて軽く飲み、頂いた寄せ書きを読みながら、帰りの電車でうえうえと泣く。さみしいなぁ。
十月某日
なんとなく借りてきた、鈴木志保『船を建てる』のあまりの名作っぷりに息ができなくなる。含蓄に富みまくりのお伽漫画。どうも耽美系って苦手で普段は読まないんだけど、作りこまれた完璧な物語が、登場人物のキャラクターっぽさですごくマイルドになってる。こりゃ素晴らしいなぁ。
十月某日
十数年(ダラダラと)続けたピアノのお稽古ごとを遂にやめることにして、そのレッスン最終日。かなり長い付き合いになる先生と、「最後だし、お母様見に来たりしないの~?」「いやーいくらなんでもそれはないですよー」「そうよねーあはは」なんて会話をしてたら、花束を抱えたうちの母親がまさかの登場(……!)「娘の思春期に付き合って下さってありがとうございました」と挨拶して帰っていった、、。予想外の出来事にすっかり調子が狂い、へろへろとしょぼい旋律を奏で、先生が「卒業証書のかわりよ」なんてプレゼントをくださって(帰宅して開けてみたら、可憐なハンカチーフ…としか形容できない超お嬢さんっぽい代物でした。キャー!)、「ありがとうございました」とわんわん泣いて、「さみしい」とごおごお泣いて、帰宅した。
母の発言じゃないけど、遂に私の思春期も終了を迎えた感じか!?・・・しかし冗談抜きに、今までのやり方ではうまくいかなくなる日々が目の前に迫ってきている予感がします。
2010/10/25
こすっからい
十月某日
「ベンダ・ビリリ」を見る(ノーチェックで劇場に行ったら、偶然いとうせいこうのトークショー付きでした)。とても、面白かった・・・!音楽のドキュメンタリーって、「資料としては貴重なんだろうけど・・・???」と感じることが多いのだけど(私のリテラシーが足りない部分も多々ですが)これは本当に面白かったなぁ。今年は奇しくも「ソウルパワー」も見てるし、熱気あふれるブラックミュージックのパフォーマンスと、コンゴの人にとってあのフェスティバルが、ビリリのメンバーにとって音楽が、どれだけデッカいものかみたいな部分を大きなスクリーンで見れて良かったっす。鑑賞後、同行者と別れて一人ゴールデン街へ。長州力氏がバーテンをつとめる店で飲み、居合わせた初対面のお医者さんに「おいっ、医者ぁ!」と絡んだりするなど(目ん玉ひん剥いて♡)。
十月某日
友人と、玉子焼きとセロリの浅漬けだけで4時間というスーパーストイック飲み会。古事記の面白さを教わり、体は酒でヘロヘロだが、気持ちは新鮮な感じで帰宅。
十月某日
仕事終わりに七針へ。久しぶりの長谷川健一さん(既発アルバムには入ってない曲ばかりのレアセット!)に始まり、王舟(岸田さんとのデュオ…でしたが、彼のライブ見過ぎててバンド編成の状態を脳内で完璧に補完できてしまった。mmmやフジワラサトシの亡霊を見た感じ?)、カンパーニュ(噂のcore of bells+ju sei+totas causas de malignitatのメンバーによるユニット(←バンド名並べたら呪文のようになってしまった・・)コミックバンド感は勿論ありつつも予想以上に不穏でびっくり)、星ト獣(スッパバンド橋本さんのリーダーバンド。poet portraitsっぽくて好みです)と、全出演者ゆるゆる楽しみ、すごく満足。帰りの電車で、遂に完結した『シマシマ』を読み終わり、うるうるしながら帰宅(それにしても、この物語のキーワード「草食男子」ってのも、連載中の2年で聞こえ方がだいぶ変わったねぇ)。
2010/10/18
臨月みたいなカマキリ
十月某日
12月の星野源さん@キネマ倶楽部のチケットに当選
十月某日
華麗に有休、DODDODO+稲田誠のレコ発を兼ねた「Hold on Me!5」を見に行く(タイトルは「HOM」となってますが、今回は宮崎くんのソロ仕切り~。私がやるとこうはならん!っていうハイファイなブッキング)。
片瀬江ノ島駅ついて、まずはグリーンラベル片手に海へ。私が寄っかかってた柵のところに幼児がてとてとと寄ってきて、後ろから親御さんが「○○ちゃん、危ないよ」と声をかけてたんだけど、それがあまりにしつこいので、(ん?もしや危ないのは柵ではなく、黄昏時に一人でビール飲んでるあたくし…!?)と心がザワザワしたところでオッパーラに移動。下でエレベーターを待ってたら、遠くからスケボーを抱えた革ジャンの人がやってくる。もちろん(?)枡本航太さんだったので、とりあえず握手。
core of bells+杉本拓、鴨田潤、mmm+宇波拓+下田温泉+稲田誠、三沢洋紀新バンド(注:真夜中バンドとはまた別らしいです)、DODDODO+稲田誠、目をつぶって聞いてても、演者のツラが浮かんでくるような、全アクト非常に素晴らしかった!いいなぁと思った場面はいくつかあったけど、三沢バンドのラストでBeach Boysのカバーやりま~す!と「Pet Sounds」の1曲に「今日初めて江ノ電に乗ったよ~」と適当な歌詞をのせていたのが、自由でロマンチックですっごく良かったなぁ(三沢洋紀は、やはり圧倒的にヒーローだよなぁ)。なんとなく居合わせたみなさんと中華を食べて、満ち満ちた感じで帰宅。
一線を超えた話をしようよ
十月某日
仕事帰りに新宿へ。シャムキャッツ先輩と、最近知人から名前を聞いていたMOROHAとTHEラブ人間という2組が対バンするというので、こりゃ一度に色々楽しめて丁度イイ!と見に行く(ちなみに、2組を教えてくれた新宿タワレコのMさんも、漏れなく会場にいらっしゃった)。THEラブ人間が私は意外と苦手だったんだけども(なんとゆうか…亜流感を覚えてしまって…)、ライブが「今日は、みなさんに、これを言うために、新宿へ来ました・・・・・・・ありがとう!!」というようなMCで始まったので、横にいたバンドをやっている友人に、「君はこういうこと言わないね」と声をかけたら、「そうだね、当たり前だからね」と返ってきて、人それぞれのロジックにふむふむと思う。
十月某日
夜、ひどく落ちこんだ様子の友人より電話。少し話す。私になりに励ましをこめて真面目に対応したつもりだったけど、つくづく正論は人を救わないなぁと思う。
十月某日
清澄白河のSNACという場所(無人島プロダクションが移転したところ?)で行われた、WOSK presentsを見に行く。到着して中に入ると、丁度ル・トン・ミテ氏が演奏中だったんですが、私はどうやら同時期に来日中のライアン・フランチェスコーニさんと完全に勘違いしていたようで、「あ、あれ・・?ジョアンナ・ニューサムのバックにこんなおっさんいたっけ・・?」と10分くらい本気の動揺。そんなわけで全く前情報なく見た氏だったが、スカイブルーのカラーパンツからショッキングピンクの靴下をのぞかせたお洒落なハゲが、面白くていびつなボサノヴァを奏でてた。好き!
そして、この日のお目当てだったアキビンオオケストラ(やっと見れたーー!)。9人の野郎ども、そして9本のアキビン。自らパフォーマンスのことを「演目」と言っていたように、基本的にはミニマルな音のパターンとミニマルな動作の組み合わせからなる非常にシュールな内容ながら、たまに一斉に鳴らされる9つのアキビンのハーモニーがびっくりするくらい美しかったりして、カタルシスが“ころん”と着地する感じがした。ラストは「グミチョコレートパイン」とアキビンのコラボレートを会場外でやって締め。単純明快ながら、音楽の原点に立ち返るような場面がいくつかあって素晴らしかったですよ!江崎將史さんのリーダーっぷりも◎
ちなみに、清澄白河って遠いなぁ~とSNACまで行ったのですが、会場で隣の席に座ってた人が国立(くにたち)図書館の本読んでて(ちなみに「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」だった)、そうだよなぁ、みんな遠くからライブ見にきてんだよなぁと思いながら帰宅。
2010/10/10
it's a beautiful day はどこだ
朝霧JAMに行ってきました。
土日仕事のイライラがだいぶ溜まってきたので、「こりゃフェスにでも行って挽回するしかな~い!」と、フェススキル・ゼロ/アウトドアスキル・ゼロ/旅スキル・ゼロな人間なりに準備して行ってきたのですが、会場はもうどうにも太刀打ちできない豪雨で・・・(後で「フジ初年度と同じくらい辛かった」という声を聞きました)
テント張って、BBQして、neco眠るの演奏が遠くから聞こえてきたところで一度ライブを見に行ったのですが、道に迷い、ドブ沼の行き止まりみたいなところにたどりつき、とりあえず非難した飲食店で、暴力的ともいえる音量で延々ラテン音楽を聞かされたことにより心が折れ、その後はずーーーっとタープの下 or テント。「色んなものを燃やす」とか「キャンドルの溶けたろうでまた新たなキャンドルを作る」という遊びを5時間くらいしてました。
だんだんと寒くなってきて、火も途絶え、どよ~んとしてきた頃に、プリンス・トーマスの4つ打ちがどこかから聞こえてきたので
「まるで、他人事のようだねぇ」
「そうだねぇ」
「でも、音楽が聞こえなかったら、もっと寂しかっただろうねぇ」
「まったくだねぇ」
というような会話をかわし、音楽の存在に感謝。
翌日は転じてピーカンの快晴・・・でしたが、既に我々のヒットポイトはゼロ。ミラクルうまいお菓子ギンビスを美味しそうに食べてる写真を撮りまくったり、会場内散歩して、片付けして退散。何しに行ったの?と聞かれたら、「試練を受けに行った」と言おうと思います(^o^)
翌日、仕事。素ん晴らしい秋晴れの空のもと、いつもの通勤電車の中で「二度寝で番茶」を読んでいたら、しみじみ思ったよ。「私は、都市での生活が、好きだ」
2010/10/09
ガールスたちに幸あれ、俺にも幸あれ
十月某日
meso mesoちゃんがGutevolkさんのバンド編成参加するって話を小耳に挟んでいたのだけど、それがこの日のNESTでのライブだと前日に知り、急遽びゅーんと見に行く。この顔ぶれでは初めてのライブだったようで、まだ「バンド」「精鋭メンバー」「技巧派」のバランスがちと悪いかなぁと思いました(う~んと、どこを向いてるのかって話だ!)。また間をおいて、見てみたいなぁ。帰宅後、行きがけにBshopでなんとなく買ったEVERWARM(名前まんまですが)のカットソーを着てみたら、超暖かくて超感動して寝る。EVERWARM、この冬はキミに決めた!
十月某日
ファミチキばっかり食ってる荒んだ食生活ゆえ栄養が全然足りてない感じがガンガンしたので、慌てて定食をかっこみ、リキッドルームにトクマルさんのライブを見に行く。ライブメンバーにSAKEROCKの馨さんが復活(2年ぶりくらい?)。ベースが入ると目に見えてロックな質感になりまして、この日のイベント(DE DE MOUSEさん企画)にあっていたと思ったし、最近やっている5人編成はウェルメイドすぎるかなぁと個人的に思うこともあったので、この日の感じ、私はとても良いと思ったなぁ。定食パワーで体調も回復したので、友人らと道端で缶ビール飲んで帰宅。
十月某日
仕事後に、渋谷で『BECK』を見る。「翌日からの朝霧JAMへの気持ちを高めるため!」などと言いながら、内心はイケメンパラダイスくらいのつもりで行ったのですが、予想以上に楽しめた。水嶋ヒロの「うさんくさい帰国子女」役の似合いっぷりと、桐谷健太の好演(「花より男子」実写の道明寺役は彼が良かったかもね)、そしてエンドロールで知る演奏指導など協力ミュージシャンの面々でワイワイできただけで満足です。しっかし、「ウォーターボーイズ以降」というか、ジャンル映画(という言い方でいいのか?)が増えて、若手の俳優さんたちは課されるものが増えて大変よのう・・!
2010/10/05
海の深さを貝で計る
十月某日
最近メロメロになっている経済学者の飯田泰之さんの『脱貧困の経済学』を読み終え(流麗でおもろい喋りに「キャー!(はぁと)」となっている方で著書読みまくってるのだけど、対談形式のこの本は喋りのライブ感と近いものがあって面白かったなぁ)、メロメロしながら新宿へ行き、MARZにゲラーズなどのライブを見に行く。andymoriの演奏を聞いていたら、きゅっと締まった青年のケツのようだな!という感想が浮かび、自分の下衆な発想にがっかり。乍東十四雄はかーなり久しぶりにライブを見たけれど、メンバーが抜けたり入ったりの流動的な活動をしてきたここ最近の影響が見える幅広い曲たちを披露してて、屈託のない感じがおもしろいなーと思った。
十月某日
仕事後、若い女の子たちの飲み会にちょこっとだけ顔を出す。朝、an anを激読みして準備していったネタが無事にウケ、ほっとしたところでお先に失礼する。
十月某日
津島くんとホースの定例演奏会@キッドアイラックホールへ。前にホースを見た時が確か、ショートショートな曲たちを矢継ぎ早に演奏するようなスタイルだったのですが、この日はグットメロディーと苦笑の応酬の中にも、もう少しストーリーを感じさせる演奏(こちらの方が好きだわ!)。そして、途中にしかけられた、とある“仕込み”(・・宇波さん曰く「旧支配者の一人が紛れていた」?)がすごく利いてた!ステージがあるような場所だったら茶番にしか思えなさそうなものが、キッドアイラックだと誰もが自分におきた出来事と思えるような、共有の感覚に満ちてましたネ。テニスコーツは、またも知らない曲がもりもり増えていたし、久しぶりに「cacoy」(大好き!)も聞けて、ベリーベリー満足。ちなみに、最後の最後に知ったけど、一応この日は「バイババビンバ」epのレコ発だったらしいです。
http://hibarimusic.com/?p=492
あと、寒くなってきたので久しぶりに鬼ころしを飲みましたが、私のような「とりあえず酔えればいい」っていうC級の呑み助にとっては、やはり最高の飲み物ですねぇ。
2010/09/30
ゲス山ゲス子さん
九月某日
『ようこそアムステルダム国立美術館へ』を見に行く、も爆睡(^o^)(仕事の後の映画はどうも駄目だ……バタリ)。内容は、2004年に始まったアムステルダム美術館の改装工事がありとあらゆるハプニングによって遅れていく様子(ちなみに今もまだ工事中)を追ったドキュメンタリーだったのですが、雪崩のように悪化していく状況と、クラシカルなピアノ曲の執拗なアルペジオ、そこにでっかい睡魔が乗っかって、ちょっとした恐怖体験だったなぁ。
九月某日
久しく使ってないかばんを引っ張り出したら、中に鬼ころしのパック(180ml)が入ってた。
九月某日
10月いっぱいで今の職場を退職することになってるのですが、一番仲のいい同僚と帰宅していたら、「きのっぴのこと、好きだけど、辞めたらきっともう一生会わないんだろうなって思う」と言われ、青い春の芳香がむっとこみあげてくる(ノスタルジー100)。その後、LIVE BEATの公録で、Buffalo Daughterのライブを見る。10代の頃ひじょ~にお世話になった同番組収録だが、あのお馴染の絨毯じきスタジオを離れ、ちょっとしたホールでの録音になってました。座席にどっしり構えて見たBDは、とりあえず、もう、むちゃむちゃ音が良くて、感想はとにかくそれ。ドラムなんて水面を叩いてるようで、シンバル打った瞬間に、音がキラキラキラ~~~~って飛び跳ねる…!贅沢ってこういうことなんだろなと(しかしそれが自分にとってのリアリティかと言うとまた違うなと)、どっぷり浸かって帰宅。
九月某日
落ち着く顔ぶれとガールズトーク in 吉祥寺。皆さんの色恋の話を聞いていたら、もう「誰が好きか」というより、「自分がどこにいるのが楽しいか」って話に思えてくる。1対1の関係性というよりは、自分の居心地のいいコミュニティに居続けるためには、誰と並ぶのがベストかってことに。「楽しさ」ってもんの強さを感じたりしたのでした、と喪女のさびしき分析。むにゃむにゃ~。
2010/09/26
絨!毯!爆!弾!
九月某日
日が翳ってきた頃に台所に立ち、サラッサラのシチューが出来上がったところで街へ出る。まず、原宿のROCKETというギャラリーでやっていた毛利悠子さん&ヌケメ君による1日限定カラオカスナック「香港」を覗く。まさに“スナック”!といった感じの雰囲気のなか、モードなミニワンピを着た、マッシュボブのすさまじくオシャレな女の子がうつむきながら「残酷な天使のテーゼ」を歌っていたりして、すごくおもしろい。すりおろしたショウガをハイボールで割った不思議なお酒をぐいっと飲み干したところで、高円寺に移動。宮崎貴士さん&detune.のお2人による新ユニット「グレンスミス」のレコーディングに遊びに行く。スタジオで聞かせてもらうまでどんな音楽をやってるのか全く知らなかったのだけど、とりあえずこの日聞いた「ファンタジーに気をつけろ」がとても、とてもいい曲だった・・・!!本人たちも「メロディーをつめこんだ」と言っていたポップ&ゴージャズな曲展開と、ジュブナイル小説なんかを思わせる歌詞が、すっごく切ない合わさり方をしていたなぁ(思い出しキュン)。録音の後、寂しさについて語りながらビールを飲み、ビューーンと帰宅。
九月某日
仕事、の後にまたもやROCKET。この日は、蓮沼執太×DJ ごはん×ほうほう堂というイベントをやっていて、ちょっと見れることを期待してたものの、着いた頃にはバッチリ終了。蓮沼さんの快快サントラを買ってその場を去る。その後、なんとなく居合わせた可愛い女の子やニートの☆と寿司を食って、NESTで酒を飲んで、帰宅。「チッツ、いいよな~!」って話題が幾度となくあがった。
チッツの、お客さんの、汗でベトベトになった肌の質感がわかる!
2010/09/23
下品って楽だ
見た目は優しいのになぁ。どギツイ味だよ、からし蓮根
九月某日
ウンか月ぶりのカレンダー通りの休み、だったので満を持して14時くらいまで寝る(くそダメ女、なりの幸せ・・)。起床後、友人が小金井公園でBBQをやってるというので覗きに行く(ipodからビル・フェイ→布施明なんて素敵なシャッフルが流れてきて、ご機嫌で自転車をこいだ!)。公園につくと、それぞれ初対面で、それぞれ絶妙なアウェイ感を抱きしめた若者が20人くらいいたので、私も漏れることなくアウェイ感をぎゅっと抱きしめながら輪に参加してみる(が、酔っぱらってすぐにどうでもよくなる)。ビールを飲み、グリーンカレーラーメンと焼き芋を食べ、腹がいっぱいになったところで帰宅。
九月某日
本社で研修を受ける。16時半という半端な時間に放り出されたので、同僚たちと茗荷谷~池袋を散歩。路面電車に1区間だけ乗ったり、鉢合わせした下校中の女子高生の大軍に「女の匂いがするぜぇ…!」と呟いて白い目をむけられたりしながら歩く。その後、高円寺で別の友人らと酒を飲む。生田斗真の話でスパークし、働くことについて語り合った、非常に非常に正しい女子会で、超楽しい。だいぶヘベレケな状態になってきた頃、目の前をcore of bellsとホースの人が通りかかり、我々が楽しく飲酒して生んだ磁力に、更なる酔っぱらいが引き寄せられてきたような気分になる。
九月某日
ざんざん雨が降るなか墓参りをして、七針で行われた王舟『THAILAND』のレコ発イベントを覗く。久しぶりに見たスッパバンドの聞きづらさとロマンスがぶつかり合ってるような演奏と、加藤りまさんの英詞の曲を非常に日本語的に歌う塩梅(「アイ・ミス・ユー」)をいいなぁと思った。王舟氏は、期待通りで、とても満足…!初めて見た時の感想と同じになってしまうけど、サポートメンバー達との距離感や、七針の質素な環境の中での奇跡的ともいえるバンド演奏のふくよかさとか……、それは彼の音楽の中で言ったら、“幹”ではなく“枝”の部分なのかもしれないけど、やっぱ良いなぁとしみじみ思いましたねぇ。しみじみ。
2010/09/18
ぐでんぐてんになるまで、ぐでんぐでんに
九月某日
平日。仕事が休みだったので、5時頃から近所に飲みに出かける。入口付近でサラリーマンを見かけたので、「平日のこんな時間から飲みに行けるなんていいなぁ」となんとなしに呟いたら聞こえていたらしく、カッ!と振り向かれてしまった。ご、ごめんなしゃい……。気を取り直し、若者とビールを飲みながら恋やインターネットの話をする。「相手のタイムラインを見て、“あれ?コイツ、ぶっちゃけウザくね?”と感じてしまったら、そりゃ恋の終わりだよ…」という話が、すごく普遍的な感覚が今風に語られてて良いなぁと思った。
九月某日
西荻にある本屋・のまどで行われた、倉林哲也さんのレコ発ライブを覗く。ギター弾き語りの一部(落ち着いたトーンで黙々と演奏される曲たちが、なんだかとても大きな、それこそ組曲のように聞こえた)、バンド編成の二部(「茶虎食堂」の曲たちを、ここは本当にほのぼのと、やわらかく)、そして、倉林さんが一番最初にバンドを組んだ頃のメンバー“ちーむチームうっどウッド”の編成で行われた三部がとても素晴らしかった。それぞれのメンバーが自作曲を作曲者がボーカルをとるスタイルでぐるぐる回りながら演奏していて、一瞬「こんなオマケみたいなライブが締めでいいの??」と思ったりもしたけど、はじめに「それぞれが自分の作った曲を歌いたくてたまらないんです」と説明されたように、素朴な感触が随所に溢れてて、ずっと聞いていたい感じがありました。ユニークなミュージシャンたちの余韻を残したまま、びゅんっと帰宅。
九月某日
仕事帰りの中央線で、暴力的なさびしさが襲ってきて息ができない(秋だぁ!)。「強靭な精神」が空から降ってくることを、粛々と、粛々と祈る。
2010/09/13
ゲロってくさくていいよね
九月某日
調子にのってパーマなんぞかけてみたら、「残酷な神が支配する」のジェルミのような感じになった(自己評価だが、その後友人から「きのしー、LAの中学生みたいだよ!」と言われたので、あながち間違ってない…?ランチにはりんごをかじろう)
九月某日
岡村詩野さんがやってらっしゃるライター講座に、ゲストとしてトクマルさんが参加するってことでウン年ぶりの参加。トクマルさん個人の音楽の話ではなく、世界の様々な媒体から取材を受けてきた人として、メディアの話を色々と。結論としては上記の画像のような感じで、清涼感溢れる内容だったが、音楽オタ(色んな音楽/ミュージシャンを知ってるってことではなく、音楽自体のことや未来を考えてるって意味で)としてのトクマル氏のトークが炸裂してて面白かった。私も久しぶりに会った人が何人かいて、キャイキャイと、酒飲んで帰宅。
九月某日
半休取って、TOKYO NEW WAVEを覗く。割といつものバンドを、割といつものお客さんたちと見た中で、活動的には一つ頭の抜けた感のあるSEBASTIAN Xが、フェスとか大きなステージでの経験を感じさせるライブをしていて、ふむふむと思う(個人的な好き嫌いとはまた別の話なのだけど・・)。久しぶりに会った友人が「4月から勤めだした会社がブラックだったので辞める!」と言っていて、激安居酒屋を求める私とかの精神の果てに、こういう人の存在がきっとあるのだよねとか、非常に聞き飽きた話を改めて思う。
九月某日
ぐっと、急に寒い。なんちゅう体調を崩しそうな気候!と高速で衣替え。高校生の頃に買った巻きスカートを久しぶりに履いてみたら、「ハッ!巻きスカートだと思っていたが、違う!これはエプロンだ!」と気付き、一気に恥ずかしい気分。Antony&The JohnsonsとBjörkの美しさで気を紛らわせる。
ホライズン山下宅配便のPV。「音楽と映像」の相互作用でいったら、すごくオーソドックスだけど、良いと思うなぁ。
2010/09/06
永遠なんてことは 永遠に信じないでくれ
ピカチュウに変身したメタモン、らしい。
八月某日
オフ会的なものを立川の沖縄料理屋にて行い、来月行く朝霧JAMについての指南をいろいろ頂くなど(アウトドア・スキルがゼロなので、全ての言葉がアリガタイ!!)。個人的に念願の対面を果たした面白ろツイッタラーさんからお土産として頂いた、『東京都北区赤羽』という漫画を嬉々として読みながら帰宅。魔街(?)赤羽を舞台にしたご当地漫画で、全編カラーなんですが、とりあえず夕陽の色がことごとく尋常じゃない感じでドキドキする…。
九月某日
ネストにぷらりと寄ってYOMOYA企画を覗く。久しく見てない間に長倉さんが更に自由人となっており、フロントマン2人状態の非常に派手な姿になっていたが、音楽は相変わらず、さびしい感じがして良い。あと、この日来ていた高円寺の光という古着屋さんのトコさんが、シャムキャッツのライブを見る姿があまりにキュートで感動。PVにしてほしい(本気です)。
九月某日
野方の秋元屋にて、宮崎貴士さん囲む会を開いてみる。我ながら「いい飲み会企画したな~」と思ったりしたほど楽しかったんだが、この日生まれて初めて飲んだシャリキンというお酒に、ま、まさかの一発ノックアウト………。5年くらい前に真冬の多摩川で二階堂をガブ飲みした時と同じくらい酔っぱらい、すべてが吹っ飛ぶ。真っ白な顔で、電車のドアに挟まれたりしながら帰宅。
九月某日
高校の友人らと会う。仲間内の1人が数日前に子供を産んだので、「コトエちゃんが子供育ててるかたわら、俺らはポケモンを育てるってわけだね・・」と翌週発売の新作に思いを馳せる。この日食べたタルタルがとても美味しかったので、勇気を出して「どうやって作るんですか」と尋ねたところ、柏原崇の弟似の店員さんに「ナイショです☆」と言われ、萌え萌えガッカリしながら帰宅。
2010/08/31
無能な人
八月某日
「最近どう?」と聞かれたら、「熱中症で水分取りまくりの果てに、常にお腹がユルユルです」と答える日々。腹がユルい=always所在のない感じがツラい。
八月某日
仕事帰り、スターパインズカフェに山本精一さんのソロアルバム『PLAYGROUND』のレコ発を見にゆく・・・・・・・・・が、爆睡(やんわり寝汗をかいてしまったガーーン)。すべてが地続きで、ゆらゆらたゆたう歌とギターに、三途の川を行ったり来たりでした…(しかし、起きていてもこういう印象だったかも)。終盤目を覚ますと、40分強にも及ぶアンコール。存在感をすっかり消した千住さんの姿に、「彼のこういうドラムは初めて聞いたなぁ」と思うなど。友人らとハモニカで一杯飲んで帰宅。
八月某日
朝方届いたチコラータのネックレスを早速身につけ、揚々と町田の簗田寺で行われた「ロマンスの大往生際祭り」に向かう。しかし、着いてみるとかなり緩やかなタイムテーブルが組まれており、始めの3時間くらい全くやることがなかったので、たまたまかばんに入っていた日経WOMANを激読みしながらビールをがぶがぶ飲んでいたら・・・・・・・・・爆睡(ガ、ガーーーン)。何やってんだか、、って感じの夏の締めでしたが、ショピンのCDのようなライブ(も、の、すごく、しっか、り、してるの…!)に感動と、久々完全ソロのトクマルさんで一気に懐かしい感じ。味濃いめのごましおむすびをぱくぱく食べて帰宅。
2010/08/25
【HOM】終了しました!
4回目の「Hold on me!」も無事終了いたしました!
遊びに来てくれたお客さん、出演者の皆さん、オッパーラのスタッフの皆さん、“今回も”本当にありがとうございました!楽しかったー!!
これまでで一番たくさんの人に集まって頂いて、ぎゅうのぎゅうの、わいのわいの、にぎやかな雰囲気ではありましたが、今までやっていた8月の第一週目から開催日が20日ほど後ろに下がっただけで、びゅうっと吹いてくる海風がぐっと冷たい。夏の終わりを色濃く感じて、これはこれで素晴らしいロケーションだなぁと思いましたよ。楽しかったー!!
ちなみに、私はノータッチなんですが、10月には宮崎くん仕切りで「Hold on me!5」も開催されます(DODDODO&稲田誠のレコ発だよ!)。これを機に「HOM」は彼に引き渡そうかな~~~という気分です。
画像はゴロゥちゃんが作ってくれた「Hold on me!4」バッジ!
2010/08/17
【HOM】出演者に変更ありました
開催まで一週間切った「Hold on me!」ですが、出演者に一部変更がありました。
DJの「太田裕」くんがキャンセル、かわりに(と言ってはどちらにもナンですが!)「BING a.k.a. Toshio Kajiwara」さんが出演してくれます。
============
Hold on me ! 4
2010/8/21(SAT) at 江ノ島 OPPA-LA
OPEN/START:22:30
CHARGE:2500yen(with/1drink)
-LIVE-
SIAMESE CATS
枡本航太
NONCHELEEE
DORIAN
neco眠る
-DJ-
やけのはら
BING a.k.a. Toshio Kajiwara
置石
SOUNDSYSTEM by 松本音響
============
太田裕(というかケロくん)は、neco眠る、やけさんと並び「HOM」には過去2回出演してもらっていたので純粋に残念ですが(しょぼーん)、BINGさん見れるのも楽しみで、アンビバレンス my heart!
来週、8月21日です。どうぞよろしくお願いいたします。
2010/08/16
形だけのパブリック
八月某日
ブルボン小林の『マンガホニャララ』。視点が圧倒的にオリジナルで、語り口が非常に非常にシンプルで、おもろい!と西武線に揺られながら一気に読んでしまう。その中でも、「ドラえもんは絵本を『駆逐』した」(絵本界でなかなか新たな人気作・定番が生まれないのは、「ドラえもん」が登場してしまったからだ)という項に妙に納得。今の職場で働き出した頃、絵本のラインナップが自分が幼い頃とあまり変わりのないことに、懐かしくもビックリしたものです(ちなみにこの本、全体的にドラえもんに関する文章がアツい)。
八月某日
仕事(盆進行で割と暇)が終わり、なんとなく人に会いたい気分だったので、ふらりと七針へ寄る。着いてすぐに始まった男子3人のバンドが悪い意味で非常に“地下”っぽかったのですが、途中連呼していた言葉が「ドグラ・マグラ!」と聞こえ(勘違いの可能性も大)、「確かに奇怪だなぁ」と思いだしたら逆に愉快な気分になってしまったり。そして、久々にAlfred Beach Sandalを見る。私の横に8歳くらいの少年(イケメン)がいて、ライブ中のその子の反応を観察していたら、ビーサンの曲の持つ文学性は一聴すれば明らかだけども、特に「中国のシャンプー」あたりは児童文学っぽいのかなぁと思うなど。ハートランド2本飲んで帰宅。
2010/08/12
「ぼく、桃太郎のなんなのさ」
八月某日
私もお世話になっている某社の友人が少し早目の盆休みに入ったので、「囲む会」を急遽開いてみる。特にこだわりもないので、そこらへんにある庄やに入ったところ、友人たちが次々と「料理がちゃんとしている…」「おいしい…」と神妙な面持ちで言いだすので、普段どれだけゲスな飲み屋に入っているのだ我々・・と不安になる。
八月某日
終電で乗り過ごし、航空公園まで行ってしまう。
八月某日
終電で乗り過ごし、航空公園まで行ってしまう。
八月某日
神宮球場に巨人対ヤクルト戦を見に行く。入場券の格安手配、ビール術、「野球とは非常に複雑なリズムを持ったスポーツなんだ」という真面目な解説まで、友人の完璧なナビに感謝!一昨年行った甲子園に続き、応援の様子に胸打たれ、「球場のモニターに映った客席の中に自分を発見し、ついコマネチをきめてしまった若いお父さん」の姿にくすりとし、打ち上がった花火で予想外に夏を満喫。たのしかった~~~~~~~。終了後、千鳥足で代々木まで歩き、駅前でビール、餃子、酢モツを頂く。すっかり酔っぱらい、「あれ?誰かもう会計したっけ???」と完全にちんぷんかんぷんな状態に陥っていたら、店のオッチャンが「明朗会計!明朗会計!」と丁寧に対応してくださって、面白ろ申し訳なかった。
●●●
Asthmatic Kittyのサンプラーでご機嫌。
2010/08/08
ザルツブルグ!
完全に、夏バテている・・・!(ガーーーン)
起きた瞬間からヒットポイントがゼロ。朝飯がまったく食えず。ちょっと弱気になりながら、家と仕事の往復。命を守るために熱中飴を贔屓にしてます。
最近は、
●今年の夏の目標は「男子と「トイストーリー3」を見に行くこと(真面目に)」であったが、このままだと公開が先に終わってしまいそうな雰囲気だったので、1人で見に行く。これまで(ピクサーの力を注ぎこみ!)本当に命あるもののように描かれてきたウッディ達がラストで見せた、真におもちゃ然とした姿・画が素晴らしかったよう…!うえ~ん!!
●下北沢の路上に友人と寝転ぶ。「弱虫」と言われて、何も言い返せない。
●なんとなく読み返した『西の魔女が死んだ』が、課題図書っぽくてこの時期にしっくりきた(主人公が落ち込んだ時にミントティーを飲んで「このお茶は私の味方だ」と思うところ、ちょう好きよ)
●ヤマシタトモコ『HER』の女の描き方がなかなか好みで、本棚の『愛すべき娘たち』や『櫻の園』の横に並べたくなった(・・言い過ぎか?)
●やっとこ聞いた倉林哲也さんのファーストアルバム『茶虎食堂』!デモやMySpaceにあげられていた音源とはさらりと路線を変え、チェンバーなインスト多めのキュートな1枚。素朴、かつ質感がとてもデコボコしていて、一聴してまず「知育玩具で遊んでるみたい」という感想が浮かぶ。
画像は先日メテオナイトに行った際、受付でもらったリストバンドを何も考えず腕にまいたら、すっごくブカブカになってしまったの図。大きいイベント、ほんと行き慣れてねーんだよ俺・・・。
2010/08/02
どどどどど どっと
七月某日
仕事を終えた後、nestにてneco眠るvsウリチパン郡。いつも増して急いで向かったせいか、会場で財布をザッ!っと開くとほぼ金が入っておらず…。ザッ!と周りを見回し、近くにいらっしゃったmmmさんに千円をお借りする(返すためのメモ)。necoはまたしても間に合わなかったんだけど(うえええーん)ウリチパン郡のワンダーなライブに本気で落涙、、。1年ぶりくらいに生で見て、その間むちゃくちゃ盛んに活動してるイメージもなかったけど、とりあえずライブがむちゃくちゃ上手くなってました。ビックリ!そしてどんどんジャンルレスに、「音楽」の中心へ向かっていくような姿に、心動かされずにはいられなかった。ほんとーーに。
七月某日
職場の歓送迎会。結構お偉い上司もいる中で、エビスの大瓶をラッパ飲み。色んな方向から「ヤメロ!」という声が聞こえてくる…?
七月某日
FEVERにてシャムキャッツを見る。最近割と頻繁に見ているので、彼らのいい意味での力の抜け具合を、「ユルい」って言葉以外で表現するならなんだろーって考えながら見るも、30分では思いつかず。レモンサワーが300円だったのでついつい7杯も飲んでしまい、いらんことをギャースカピーと喚いて帰宅。
七月某日
市川エビゾー&マオの結婚特番のCMを見ていたら、いろんな気持ちが決壊する。別件で電話をかけてきた友人に泣きごと言ったり、やけくそになってド深夜にガーリックバターを舐めたりする。う~む。
2010/07/27
スーパー黒衣
七月某日
夏休みである。託児所と化した職場にて、騒ぐキッズ共を抑制の日々。本気おにごっこをしてる少年たちに「やーめろー」とタックルしてみたら、触った体が超熱くて、大江千里の夏休みの歌を熱唱したくなった。
七月某日
CRJメンバーにして、私の最も古くからの友人である榎本さんを囲む会を、心の街・高田馬場にて行う。かれこれ2年ぶりくらいに会ったというのに、「ドラマ版『モテキ』、神輿に担がれている森山未來の太ももに超欲情する」という話でガッチリ意気投合。
七月某日
朝起きると、全身が煩悩に包まれていてビックリする。
七月某日
『WOSK presents vol.9』を見るためスーパーデラックスへ行く。仕事後だったため、ほうほう堂×佐々木敦&大谷能生のDJと、倉地久美夫+外山明の2組だけ。倉知さんを久しぶりに(2年前のHOP KEN以来?)見れて良かったー。「得体のしれない」感じと、手法じゃなくて存在としての特異さが抜群だな!と思いました。ほうほう堂×DJsに関しては、個人的には「新鮮なもの」として、大谷~佐々木のDJの違いと、それに呼応するダンスの流れを楽しんだ感じ。例えばこういうコンテンポラリーダンスとか、私からしたら全くの門外漢ジャンルにイチからアクセスするのって、もう結構大変だったりするので、近くに仲介者がいるってのは幸福なことだ!マジに。
次回の『WOSK』は、10月16日、清澄白河SNACにて。アキビノオケストラがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!
2010/07/22
2010/07/21
何が良かった、丁度良かった
七月某日
先日のindiefanclubの時に知り合った女の子に髪の毛を切ってもらう@表参道。先生役の方が横にベッタリ&集中のため終始無言&NO BGMで無音・・という状況で私までドキドキするなか、(もちろん技術職だからってのもありますが)「新人を育てる」ってことにこんなにも丁寧な現場がまだちゃんとあるんだネ!と思うなど。自宅付近はもちろん、最近は職場も「ドーナツ化現象の実の部分」なので、「珍しやー」と裏原宿をぷらぷら散歩して帰宅。
七月某日
「よさこい」に触れる。いくつかの団体を見たけど、かなりフリースタイルなジャンルらしく、大音量の「千の風になって」をバックに、非常~に太極拳風のスローリーな動きを見せるおっちゃん&おばちゃん団体にくぎ付け。
七月某日
東京では珍しい、テニスコーツ×梅田哲也編成によるワンマン「みんなの氷」を見に行く。テニスの2人中心に淡々かつ贅沢に曲を披露した1部、照明を落とした真っ暗闇のなか、梅田さんの絡みも色濃くなってきた2部、そして3部(画像)というガッツリな構成でした。会場が、ライブが行われたギャラリースペース以外も、服屋や飲食店の合体した複合施設で、ライブ中に施設内のどっかで結婚式の2次会をやっていた団体がゾロゾロ横切っていく瞬間がおもしろかった。あと、初めて聞いた「たましい」という曲が素晴らしかったなぁ。
なんでそうなったのか忘れたけど、最後は大縄跳びで大団円。お客さんが1人、また1人と立ち上がり、縄に飛び込んでゆく姿を動画に収めたので、これから会う人たちには強制的に見せていこうと思います。
七月某日
仕事帰りにUFO CLUBに遊びに行ってみる。ふら~と足を運んだので、受付に当日券でと言ったら「前売りのチケット作りすぎちゃったんで、前売りにしときますねー」と言われ、なんちゅういいライブハウスだ!と貧民感動。Far Franceの畠山くん率いるH.Mountainsと、壊れかけのテープレコーダーズという初見の2組がどちらもなかなか面白くて気分良くなり、中華食って帰宅。その時に友人の言っていた「最近は女子が自分の性体験とか価値観をあけっぴろげに語りたがる傾向を感じる、反対に男子がどんどんラブリー化してってるんじゃないかな(大概)」って話をもっと聞きたかった。
かわいい女の子のビーサン、き、汚い!
登録:
投稿 (Atom)