2010/08/16

形だけのパブリック


八月某日
ブルボン小林の『マンガホニャララ』。視点が圧倒的にオリジナルで、語り口が非常に非常にシンプルで、おもろい!と西武線に揺られながら一気に読んでしまう。その中でも、「ドラえもんは絵本を『駆逐』した」(絵本界でなかなか新たな人気作・定番が生まれないのは、「ドラえもん」が登場してしまったからだ)という項に妙に納得。今の職場で働き出した頃、絵本のラインナップが自分が幼い頃とあまり変わりのないことに、懐かしくもビックリしたものです(ちなみにこの本、全体的にドラえもんに関する文章がアツい)。

八月某日
仕事(盆進行で割と暇)が終わり、なんとなく人に会いたい気分だったので、ふらりと七針へ寄る。着いてすぐに始まった男子3人のバンドが悪い意味で非常に“地下”っぽかったのですが、途中連呼していた言葉が「ドグラ・マグラ!」と聞こえ(勘違いの可能性も大)、「確かに奇怪だなぁ」と思いだしたら逆に愉快な気分になってしまったり。そして、久々にAlfred Beach Sandalを見る。私の横に8歳くらいの少年(イケメン)がいて、ライブ中のその子の反応を観察していたら、ビーサンの曲の持つ文学性は一聴すれば明らかだけども、特に「中国のシャンプー」あたりは児童文学っぽいのかなぁと思うなど。ハートランド2本飲んで帰宅。

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