阿佐ヶ谷の仲間・Gちゃんが少し遠いところに引っ越すというので、一番の馴染みの店に集まって送別会をしました。
その会を企画した友人からのメールには「思いっきり送別会!!ではなく、(送られる本人が)たまたま飲みに来たらアレみんないる?という感じにします」とあって、とても優しいなぁと思いました。
前にも書いたとおり阿佐ヶ谷は自分にとって大切な街なのですが、一番最初に引っ越してきた時、荷物を運び終えて一息ついてるくらいの所にやってきたのがGちゃんで、おいなりさんを差し入れてくれた覚えがあります(そこで、それまでイマイチ苦手だったおいなりさんが食べれるようになった)。
馴染みの店には馴染みの顔でいっぱいで、クールだと思っていたお店のママが感極まって涙したりしていた。餞別のプレゼントはダウンジャケットで、めっちゃ小さくコンパクトにたためるの見れば良い品だってことがわかる。もうすぐ日付が変わるという頃、店内にhara kazutoshiさんの「楽しい暮らし」という曲が流れて、素晴らしすぎる歌いだし<暮らしにまつわる便利なアイデア/抜きでは僕らは生きられない>から最後の最後までみんなで合唱した。その景色を眺め、私の頭に浮かんだ言葉は「セックス・アンド・ザ・シティ」だった(仲間がいる暮らし、ってこと!)。
Gちゃんにも、もちろんそれ以外の友人にも、いつでもどこでも、どんなタイミングでも、割と常に「good luck」って気持ちを持ってる。
2013/11/04
木の実木のマーマレード
ここの存在をすっかり忘れていました。ブログのことを思い出さず暮らすなんて、私にしたらけっこうな人生のエポックでござらい。
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●九月は「炎のアルバイター」と化し、コールセンター、パン屋、スナック、+その他音楽絡みのアレコレでフリーター道を邁進。
決して立派な状況じゃないかもしれないけど、昨年生まれて初めて飲食の仕事をした時に、いかに己が事務仕事ばかりしてきたか=接客などの現場でどんなに気が利かないかを実感したので(ガビーーン)、ぽんっと放り込まれた場所で出来る限りお役に立つ!をテーマに色んなところに顔を出してみた。
この年齢になっても、場所や方向を変えれば人間にはまだまだ伸びしろが残っているらしい。嬉しいもんです。
●中学時代の友達から「部屋を掃除したら昔の写真が色々出てきた。当時のひどいありさまの自分と友達になってくれてありがとう」という言葉と共に、だっさい中学生の写真が送られてきた。
写真をゆっくり眺めて、「ひどくないよ、というか私もひどかった、みーーーんなひどかった」と返信をした。
(・・と書いたところで、「あいつ死ぬきじゃないよなぁ?」と心配になった。E本さん、お元気ですか)
●雪舟えまさんの小説にハマる
●シャンソンシゲル先輩が企画した「歌鳥園」というイベントに行く。初日は立川のギャラリー・セプチマ。実は実家のかなり傍にあるギャラリーであり、都内ではあるものの文化と断絶した町だーーと思っていた地元にこんなに素敵な場所があるのが本当に喜ばしい。例えば私が高校生の頃にこんな場所があったら、きっと足しげく通って夢中で音楽を聴き、引っ込み思案なので誰と喋るってわけでもないんだけど、そのスペシャルな時間をすごく大事にしていただろうと思う(妄・想)。
今回はセプチマとはれまめの2daysイベントであり、両日共に小鳥美術館がトリ。他はシゲル先輩がコーディネートした東京のミュージシャンたちが花を添えたのでした。小鳥美術館の島なぎささんの歌は一聴すると不安定に感じたけど、聞けば聞くほど音程の間と間をすり抜ける自由で、陽気なパワーに魅了された。これは、ハマるなぁ。他にも、Hei Tanakaがドラム×2、ベース、打ち込みと難解なことに挑戦しているように見えてとても有機的なリズムを持っていること、oono yuukiさんの「間違いなく次の代表曲だ!」と思える新曲を聞けたことが印象的でした。両日ともに、どっぷり、全組楽しんで帰宅。
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●九月は「炎のアルバイター」と化し、コールセンター、パン屋、スナック、+その他音楽絡みのアレコレでフリーター道を邁進。
決して立派な状況じゃないかもしれないけど、昨年生まれて初めて飲食の仕事をした時に、いかに己が事務仕事ばかりしてきたか=接客などの現場でどんなに気が利かないかを実感したので(ガビーーン)、ぽんっと放り込まれた場所で出来る限りお役に立つ!をテーマに色んなところに顔を出してみた。
この年齢になっても、場所や方向を変えれば人間にはまだまだ伸びしろが残っているらしい。嬉しいもんです。
●中学時代の友達から「部屋を掃除したら昔の写真が色々出てきた。当時のひどいありさまの自分と友達になってくれてありがとう」という言葉と共に、だっさい中学生の写真が送られてきた。
写真をゆっくり眺めて、「ひどくないよ、というか私もひどかった、みーーーんなひどかった」と返信をした。
(・・と書いたところで、「あいつ死ぬきじゃないよなぁ?」と心配になった。E本さん、お元気ですか)
●雪舟えまさんの小説にハマる
●シャンソンシゲル先輩が企画した「歌鳥園」というイベントに行く。初日は立川のギャラリー・セプチマ。実は実家のかなり傍にあるギャラリーであり、都内ではあるものの文化と断絶した町だーーと思っていた地元にこんなに素敵な場所があるのが本当に喜ばしい。例えば私が高校生の頃にこんな場所があったら、きっと足しげく通って夢中で音楽を聴き、引っ込み思案なので誰と喋るってわけでもないんだけど、そのスペシャルな時間をすごく大事にしていただろうと思う(妄・想)。
今回はセプチマとはれまめの2daysイベントであり、両日共に小鳥美術館がトリ。他はシゲル先輩がコーディネートした東京のミュージシャンたちが花を添えたのでした。小鳥美術館の島なぎささんの歌は一聴すると不安定に感じたけど、聞けば聞くほど音程の間と間をすり抜ける自由で、陽気なパワーに魅了された。これは、ハマるなぁ。他にも、Hei Tanakaがドラム×2、ベース、打ち込みと難解なことに挑戦しているように見えてとても有機的なリズムを持っていること、oono yuukiさんの「間違いなく次の代表曲だ!」と思える新曲を聞けたことが印象的でした。両日ともに、どっぷり、全組楽しんで帰宅。
2013/08/29
山、緊張と緩和
夏も終わり。後半の思い出。
・両親と白神山地へ行く(ちなみに、現地についてから世界遺産だと知りました…)。ある程度、人の手によって整備された山道から、ブナの原生林までいろいろ歩きました。「ありのままの自然って、地味なんだなあああああ」と叫びたくなるくらい大らかな気持ちになったのと、ガイドさんが教えてくれたブナの木の理にかなった機能性に感動しました。青森の風景もとても良く、ところどころで見かけるりんごの木がすごく愛らしかった。
ツアーだったので毎回がっっつりしたお食事が用意されており、2泊3日で2kg増。
・ポンっと空いた休みがあったので、内房線に揺られ保田の海岸で魚を食べる。いつかどこかで耳にした「本当に美味しい魚は焼いて食べるのが一番」の言葉を思い出す秋刀魚の塩焼きに落涙。食後、そのまま帰るのもさびしいので近くの鋸山へ。前述の白神に行ったばかりだったので、ほどよく観光地ナイズドされた鋸山は気楽で楽しく、ビーチサンダルで歩き回り足が臨終。どーでもいいが、小学生の頃にいたく感動したティーンズ小説の舞台が房総で、この日の私の気持ちは少女だった。
・江ノ島でイベント「Hold on me!」。今年はブッキングを宮崎くんに任せていたため、当日のサポート的役割で参加。CRJ後輩の紹介で現役組が受け付けを手伝ってくれたのがとても有難かった。個人的には、嫁入りランドの寸劇に参加させて頂いた思い出(ゴーヤ役として担がれました)を筆頭に、当日喉の調子が悪いと仰ってたスッパさんがそういうものをひっくり返そうと念力(?)に溢れた演奏をしていたことや、毎度お願いしている“オッパーラで朝方のneco眠る”のライブが何度見ても感動的で、とても楽しかった!ちなみに、個人的なハイライトはやけさんのDJをバックに寝ゲロしたお客さんの介抱をした瞬間でした。
しかし、なぜ今まで出来ていたのかわからいくらいオールが辛かった・・(^o^) もう、オールをするための肉体準備が必要なお年頃なのかもしれません。
・阿佐ヶ谷の人気者・Hさん主催のBBQを飯能にて。とてもよい河原。人はたくさんいたけれど、あくまでも地元の若者やファミリーが集まる場所といった雰囲気で気分が良くなり、肉を一切れも食べず酒だけを飲み続けた。先月の葛西臨海公園に続き、陽気組がどんどん入水していきましたしたが(木下はもちろん見学)、N君が注目を集めようと全裸になった瞬間、後ろの川でMちゃんがものすごい勢いで水に流されてゆき、裸の存在が空気になったことが面白かったです。夜、(初めて使う言葉ですが)“激おこ”としか形容できない気分になり一人でroji。甘いお酒をグイっと飲み干して、気分を落ち着けた。
・MC.sirafさんとタツが3日限定でオープンしたBARきっちょ夢@吉祥寺キチム、最終日だけキッチンのお手伝い。お手伝いメンバーとして呼ばれたのが、ライブでよく会う巨乳のMちゃん(若い)、ライブでたまに会うY田(若い)、阿佐ヶ谷仲間のN(ほどほどの年齢)、わたし(ほどほどの年齢)だったため、法事の女性陣感(わたし&Nは働かない兄嫁ポジション)が面白かった。キチムはライブだけじゃなくけっこう広めのキッチンも借りる事ができるので、よりイベントの個性が出ていいなぁ。
2013/08/04
最後のストロング・スタイル
7月が終了。予定が色々とうまく合い、いつもに増してお酒を飲んでいた気がします。
ちなみに、最もお世話になっている居酒屋アルプスをはじめとした系列店がネイバーでまとめられていました。暗記するまで眺めます。
・mmmこともえちゃんの活動休止ライブ@Vacantを見に行く。とりあえず、これでもかってくらいモロに発せられた不機嫌な様子に面食らう。MCで言っていた「もうライブやりたくないんですよねぇ」って言葉は、(この日の時点で)本当に本当だったのだと思う。ゆっくりと進んでいったライブは、誰のためではなく部屋で1人歌を歌っているような雰囲気で、こうしてmmmが始まったのかなぁと思ったりしました(感傷的になりすぎるのはよくないけど)。もえちゃんの様子は最後まで一環してたけど、ラストの曲で下田温泉さんが叫んだ言葉(「もえちゃん、またね!」)、終演後の死後さんの紙芝居(大作!)ふくめ、お客さん一同「また会えたらいいなぁ」の気持ちだったと思います。フェアウェル!
あと、開演前にBARまりこで買ったしろくまという濁り酒がおいしかった。
・阿佐ヶ谷クルーで2年ぶりの屋形船の会。屋形船(船上お好み焼き)→葛西臨海公園→中華街とコースも2年前とまったく同じの大人の夏休みでした。前回もそうだったけど、不器用さんが集まってしまったテーブル(鉄板)が混沌としていて面白かった。途中、陽気組が葛西臨海公園の海にどんどん飛び込んでいったが(木下は当然のごとく見学)、渋い顔で戻ってきたMちゃんが「・・携帯沈めた」と呟いた瞬間が一番泣けた。
・FREE DOMMUNEへ行く。お目当てボアドラムの壮観!と言える姿に感動するも、目の前で100人近い人間がドラムを叩いてるという状況に単純に酔う。休憩できる場所を探すも無音の環境が見当たらず(仕方ないけど)滞在時間40分で帰路へ・・・(弱子)。募金が一番の目的だったので、まぁいいかと京葉線に乗り込む。
・花火大会に行ったが、開始10分で始まったゲリラ豪雨にやられて全身がっっっつりビショビショになった(逃げ込んだフードコートで飲んだ紅茶のUMASAよ・・)。会場の近くにある彼氏の実家にシャワーを借りに行くことになり、初対面のご両親にズブ濡れで「はじめまして・・・・・」とご挨拶した。お借りした銀杏BOYZのTシャツを着て帰宅。
・ジョセフ・アルフ・ポルカのてんしん君に声をかけていただき(ありがとー!)、彼らの1stアルバムのレコ発を企画しました(☆詳細はこちら!)。連絡いただいてから10日間くらいですべてが決まり、上手くいく時って本当にうまくいくんだなぁ〜としみじみ。てんしん君とは、フライヤーをお願いしたことがあったり、井上智恵さん好きという共通点があったりします。レコ発自体はまだ先の話ですが、みなさま是非。
・友人の宮崎君とやってきたイベント「Hold on me!」を久しぶりに開催します(☆詳細はこちら!)。
Hold on me!は江ノ島オッパーラで私と宮崎くんが年1くらいのペースでやってるイベントです。どちらかと言うと多くのアイデアを宮崎くんが出し、どちらかと言うと私がそれを現実的なものに落とし込んできました。4月くらいから準備をしてたのですが、今回遂に決別し(!)ブッキングは宮崎くんソロへ。奴は泣くかもしれんが、それゆえ今回は芯が通った内容でとても素晴らしいと思います。楽しいと思うので、是非みんな来てね!どうぞ夏の思い出になりますように。
2013/07/18
記号じゃねぇし
enjoy!!! してます、夏。ビーサンばかりはいてます。
6月最後の週末に楽しいイベントがふたつありました。
土曜は、三田村管打団?の東京初ワンマンライブ@神保町・試聴室(ここにも少し書いたけど、こんな機会は最初で最後かもしれない・・!という気持ちだった三田村ワンマン。結果はそんな気持ちを裏切る、そしてそんな気持ちがツメの甘さにもつながった……、大盛況の夜でした。個人的にはいろいろと反省の残るイベントだったのですが、まるで本格的な夏の訪れを告げるような賑やかな場に関われて幸せの気持ち。当日券を断ってしまった知人Fが「外からでも割と聴こえるよ」っておにぎり片手にライブを楽しんでくれたことと、終演後のmap小田さんとの反省会が良い思い出です)
日曜は、トノフォンフェスティバル@所沢・航空公園(2年ぶりの開催で、ぱわーあっぷしたトノフォンフェス。スタッフやってるとイベントってほんとにあっと言う間だったりするんですが、前回に引き続き担当したフード・出店まわりも着実に前回の反省を活かせた感があって、なんとか役目を果たせたかなぁとホッ・・・。2年前と比べ、お客さんにもスタッフにも圧倒的に知った顔が増えたのも感慨深い。ライブでのこのエピソードと、知人がサム・アミドン氏に完全に“好みの可愛い子ちゃん♪”対応をされていたのが良い思い出です)
個人的には関われるだけでご褒美のようなイベントごとで、しかも連日ってことで既に2013年が終わった感・・・。この二日間でお世話になった皆さま、今回も相手をしてくださって本当にありがとうございました。
引き続き私はぼんやりと、筋トレを心の指針に生きていきます。
2013/06/21
「飲めば飲むほど調子いい」時代の終焉
テニスコーツのさやさんに次いで、個人的にとても尊敬しているミュージシャン・えんちゃん(遠藤里美さん)のリーダーバンドbiobiopatataのライブを見に行きました。ビオビオパタタ。びおびおぱたた。
日曜、真っ昼間の円盤。まずは、チューバ担当のイケメンさんが作ってくれた鮭とパクチーのたくさん入ったレッドカレーを頬張る。メンバーも「食べないと演奏なんてできない!!!」というシュプレヒコール(?)のもと、お客さんと一緒にパクパクしてました。完食後、ライブがスタート。
サックス、アコーディオン、オーボエ、フルート、チェロ、チューバのメンバーからなる男女混合6人バンド。当初はタンゴを演奏するバンドとして結成されたようですが、この日もライブ早々に「タンゴの呪縛から解き放たれた・・」と自己紹介があった通り、現在はジャンルに縛られない管弦楽を奏でているようです。素人としては、逆にこのフリーキーな姿に、「・・結局タンゴってなんなんだろう」とクエスチョンマークが浮かんだりも。キモは、リズムなのだろうか・・・(謎は深まる)。
一見して、クラシカルな雰囲気漂う佇まいですが、えんちゃん以外のメンバーも真黒毛ぼっくすをはじめとしてユニークなグループで活動をしているようで、タンゴもあり、名前の無き音楽もあり、とても面白かったです。ライブは円盤で月1定例で行っていて、練習+ライブというのを基本セットにしてるそうなので、今度は練習から覗いてみようと思います。
終了後、家に帰ろうと自転車を走らせていたら、阿佐ヶ谷のあたりでチューハイ片手にニヤニヤ歩く後輩Tを発見。そのまま勢いで日高屋に入り、藤井隆の新作アルバムの良さについて聞かされる。ウーロンハイ、3杯。
後輩と別れ、今度こそ帰ろうと思ったところで友人Bから連絡があり、阿佐ヶ谷で一番落ち着く店・川名でがぶがぶと酒を飲む。バイトを終えた友人Nも遅れて参加し、Nが到着したところで引導を渡すようにその場を任せ、わたしは意識を失った(≒酔いつぶれた)。ウーロンハイ×∞……。
この翌日に重い体を引きずりながら頭に浮かんが言葉が、紛うことなきこの日記のタイトルです。
画像:何となく書いてみたら、意外と重みをもってしまった言葉
2013/05/31
無題
bloodthirsty butchersの吉村さんが亡くなったと聞き、ただただ、ビックリしてしまっている。高校生の頃、よく見に行っていたテキストサイトがあって、えらく毒舌な日記ばかり書く人だったのだけど、ブッチャーズのことだけはいつも「最高だ」と絶賛していた。それがきっかけで手にとったのが、『kocorono』というアルバムだったと思います。
公式発表の前日、同い年の友人たちとオルタナの話をした。なんとも形容し難い、姿勢のような、アティチュードのようなそんなものを、その場の誰もうまく言語化できていなかったけど、自分たちにとって大切な糧になっているという部分で共感しあった。季節はずれの鍋、旬の日本酒、楽しい夜でした。
公式発表の前日、同い年の友人たちとオルタナの話をした。なんとも形容し難い、姿勢のような、アティチュードのようなそんなものを、その場の誰もうまく言語化できていなかったけど、自分たちにとって大切な糧になっているという部分で共感しあった。季節はずれの鍋、旬の日本酒、楽しい夜でした。
2013/05/27
よかれと思って嘘をついた
知人が高円寺にあるスナックのママの座についたので、たまーに飲みにいってるのですが、私が普段足を運ぶ居酒屋とは成り立ちや文化が違う感じがしておもしろい。カラオケを歌っていると、「お、スナックあるの?」ってな感じでふらりとおじさんが入ってきたりするんですよね。こんな記事もあったけど、いろんな年代・環境の人に適した酒場があるんだなぁ。
ちなみに、やはりお値段がはるので「今度はパトロン見つけて飲みにきまーす」と言ったら、ママ曰く「お父さんお母さんとおいでよ。みんながいて、みんなの親がいる。そんな父兄参観みたいなお店にしたい!(ニコッ)」とのことでした。銭ゲバ…… (^o^)
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今年のGWの思い出は
名古屋へ→リゾームライブラリーを楽しむ→途中からどんどん具合が悪くなる→予定返上で夜行バスで帰宅→仮眠→目黒に機材を借りに行く→シンバル5枚を背負ったら想像以上に重くて泣きそうになる→試聴室でプレ・オープンのイベント
でした。シンバルの重さを知った2013初夏・・・
昨年9月にイベントで使わせてもらって以来ちょっと久しぶりに試聴室(旧イワト)に入りましたが、やはり居心地のいい場所。アコースティックな趣きのイベントスペースでキャパ100人程度というのが他にあまりないので、正式にオープンしたらなかなか流行りそう。
ライブは、のっぽのグーニー×稲田誠さんのデュオ(急遽決まったデュオで、グーニー氏の曲に稲田さんが即興で参加する形。決して共演とは言い難い、強い個が独立して一緒に鳴ってる感じ。緊張感あってめちゃ良かったです。また是非やってほしい…!)、かえるさんソロ(かえる目の曲と洋楽のカバーをたくさん。改めて、リリシストだと思いました。デヴィット・ボウイの曲に日本語詞つけたやつが面白かったぁ……)、井上智恵トリオ(相変わらず、ぞくぞくするくらい刺激的で、同時に巨大なクエスチョンマークを内包したかのようなインストの数々。新曲たちが、トリオでの活動がおおいに活かされた躍動感に満ちていたのもシビレタ!)の3組でした。た、た、楽しかったーーーーー!!!
急な告知のなか集ってくださったお客様にも感謝。いい雰囲気で終えることができました。
小田さん企画を手伝った形でしたが、久しぶりのイベントで、本当に楽しいなぁ〜と改めて思いました。大義名分ではなく、(ある種エゴイスティックに!)己の見たいものをやるっ、ってのがイチバンですね。
2013/05/10
家の半径500m以内に日高屋が必要(ナノヨネ)
私の周りにはないだろうと(何の根拠もなく)思っていたのですが、やってきました、結婚式ラッシュ。
自分も曲がりなりにもお年頃だったようです。うふふ…。
そんなわけで4月中頃、ふたたび神戸・塩屋へ!
グッゲンハイム邸にて、CRJ繋がりの友人カップルの結婚パーティーでした。
「当日は色んなミュージシャンの演奏があるヨ!」とは聞いていたのですが、予想以上にライブを中心にパーティーが組み立てられていて、普通の音楽イベントのようだった(笑)。好きな音楽聞いて、うまいもん食って、ビールやワインの瓶を抱えてふらふら・・にこにこ・・浴びるように酒飲んだ・・・。杉本くん、さとこちゃん、おめでとうございました!楽しい時間をありがとうございました。
どーーしてもこういう目線になってしまうのだけど、結婚式/パーティーの類いって私が普段やってるようなイベント企画とよく似てると思う。会場選び、予算調整、コンテンツ作りにスタッフィング。その人(夫婦)の好きなものや、とびっきりのアイデア、人脈がギュっとつまってる感じ。
なので、行く度にびみょ〜に畑は違えど、雰囲気づくりや人をもてなすということについて、考えるキッカケになることが多いです(い、祝いに集中してないわけじゃないのよ……)。
引き出物は能古島のサイダーで、朴訥とした炭酸好きの私・歓喜!(ワー!)
2013/05/01
神保町・試聴室プレオープン・イベント
5/6に開催される「はるでら」に便乗して・・、関西がほこる異能の鍵盤弾き・井上智恵さんが東京に来ているのでイベントを企画しました。
翌日の「はるでら」が賑やかなので(祭りだ!みんなGO!)、この日はサクっと!と思ってましたが、共演に細馬宏通さんことかえるさん(fromかえる目)、のっぽのグーニー。・・全然サクッとじゃない!笑
日が迫っておりますあが、予定の合う方はぜひ。当日券のみとなっております。
なお、本イベントはスタジオ・イワトの跡地に6月から正式オープンする新しいライブスペース「試聴室」のプレオープンイベントでもあります。
こちらの動向も、どうぞお楽しみに。
神保町・試聴室プレオープン・イベント
2013年5月5日(日)@神保町・試聴室(旧・スタジオイワト)
東京都千代田区西神田3-8-5 1F
出演:
井上智恵トリオ
のっぽのグーニー
かえるさん(from かえる目)
open 6:30 / start 7:00
charge 1,500円(adv/door) + 1drink
詳細はコチラ▷
http://mapup.net/wp/2013/04/event_shichoshit/
2013/04/10
筋トレ(占いのほう)ばかり見る
3月が、完。おぼえ書きです。
●舞台『君ほほえめば』を見るため、1人で神戸へ行く。大好きな木皿泉さんの新作脚本+物語の舞台がグッゲンハイム邸と聞き、勝手に縁を感じて足を伸ばしました。
(以下、雑旅日記)
朝、バスで三ノ宮着。唯一空いていたマックに入り、朝マックをぺろり。お腹が満たされたからかテーブルに突っ伏して寝てしまい、目が覚めたら昼。かばんに入っていた光浦靖子・大久保佳代子の共著『不細工な友情』を読み(恋愛なんかよりよっぽど愛憎の入り交じった、これが女の友情や…!)と感動。落涙。そして、もう一回セットを食べる。
丁度いい時間になったので、芝居が行われる神戸アートビレッジセンターへ。2時間に満たない物語にぎゅっとつめこまれた濃厚な木皿エッセンス。残念ながらハッとするような新しい言葉はなかったけれど、グ邸をモデルにした洋館で繰り広げられる女3男1の共同生活+周りの人たちのほどよい距離感、有機的に絡み合う人間関係が心地いい。上演後のアフタートークで木皿さんご本人の姿も初めて拝見し、「震災をストレートに描こうとしたら、ノンフィクションには絶対勝てない。その後の人々の生活にどういう影響を与えているか、そういう物語を書いていかなきゃいけない」という言葉に、(私も、そんなドラマが、見たいデス!!)と心の中で叫ぶ。
終演後、次はどうしよう・・・と思っていたら、グ邸の管理人・アリさんよりメール。「今日、おもしろいイベント出てます。無料」と場所のURLが送られてきたのでKIITOというスペースへ。(ライブかしら?)とちゃんと概要をチェックしてなかったんだけど、行ってみたら「神戸のこれからを考える!」的なシンポジウムでした。少々びっくりしましたが、市役所や不動産の方から、アリさんのようにインディペンデントな地域活動(?)をしてる人まで、とにかく人種が多様で面白い。完全に部外者ながら、意外と楽しむ。
夜、思いつきで高校時代からのネット友達・もちゃ君を呼び出し、チェーン系の居酒屋で阿呆みたいに酒を飲・・んでしまった。年に1回会うか会わないか、実際のところ共通点が多いわけではないんだけど、ゆるやかに関係が続いている。高校生の頃から自分にとっては、例えば学校や職場みたいな決められた枠組みの中より、インターネットの海の中で気が合う人を探す方が性に合ってたんだなぁと、酎ハイ片手にしみじみする。
へべれけで夜の塩屋の街を彷徨い、なんとかグ邸着。泊まらせていただく。
翌日、片想いの音源を聴きながら朝ごはんをごちそうになり、塩屋を去る。そのまま電車で大阪へ行き、epokで友人たちが企画した『おかえりなさい、うた』の上映会へ。2時間くらいかな?照明を落とした真っ暗闇の中で、非常に生々しい音響で鳴らされるサウンド・コラージュでした。頼れるのは聴力のみ!な環境だったけど、ずっとこの状況の中に身を置いていると、第6感とでも言うような新しい感覚が拡張される感じがあって面白かった。
帰りは新幹線でびゅーんと帰宅。東京まで2時間半、今の私にはここまで便利なものはいらないかなぁと思った。
●知人の結婚パーティーに出席するため、最近音楽イベントもよく開催されている綱島温泉へ。昭和の宴会場そのまんまな会場で終始ゆるやかな雰囲気のなか、ビデオレターもケーキカットもちょっとしたお芝居もすべて丁寧に準備がしてあって、とても優しい気持ちになった。最後に紙吹雪で新郎新婦を送り出した後、誰からともなくみんなが自然に掃除を始めた感じも良い。おめでとうございました!どうぞ、末永くお幸せに。そして、なぜか上下ジャージ姿で黒子に徹していた幹事のF氏、おつかれさまでした。
●知り合いのアイス屋さんの家でお鍋をゴチソウになる(テーマは「シンプルに出汁を味わう鍋」!おいしかった〜)。鍋をつつきつつ、そのお店がこれまでにテレビ番組などで取り上げられた映像をいくつか見せてもらったんだけど、どの時期にも彼らのチャレンジング!の姿勢が刻まれてて(勝手に)感動。自分が一生縁なんてないと思っていた世界に生きる、とても尊敬できる人たちと知り合えて、人生って面白いなぁと思う。たらふく食べて、東京ジャングルをやって帰宅。
●楽しみにしていたグラタンカーニバルのライブを見にrojiへ。関西からやってきたのはリーダーの光永さんだけで、他のクラリネット、ギター、パーカッションのメンバーは東京組だったそうだけど、気心知れた感のあるリラックスしたアンサンブル。4月にしては珍しく気温の高い日で、人でぎゅうぎゅうの会場は汗が滲むほどの熱気。たまに外から入ってくる冷たい風と、金管のすたるじぃなメロディーが絡んで涙腺にグイグイくる……。共演の伴瀬さんもさすがの歌!で、最後は会場からほんとうに自然にコーラスの声があがっていた。こういうライブは年に何回も見れないので、貴重な体験したぜェと鼻息荒く帰宅。
●吉祥寺の名店A.K Laboの10周年記念イベントで、クランペチーノテツンポのライブを見る。マイペースな活動の倉林マエストロですが、この日は新曲(これまでにないアップテンポ!)も聴けたりして楽しかった。前回の祖師ケ谷大蔵のライブでも感じたけど、この日も倉林さんのお客さん(音楽FAN+虎茶屋FAN)が半分、会場となるお店が常連さんに「今度、うちで風変わりな演奏家がライブをするんだけど見に来ない?」なんて声をかけた(想像)お客さんが半分といった雰囲気。(もしかしたら、地方ではごくごく普通の光景なのかもしれないけど)こういう愛と好奇心に溢れた雰囲気はなかなかない。貴重な体験したぜェと自転車でビューンと帰宅。
2013/03/07
2013/02/26
親切には敏感に、悪意には鈍感に
インフルエンザにかかりまして、約1週間ほど休んでおりました(タミフルを初めて飲んだのだけど、普段縁のないスピード狂いみたいな夢ばかり見たのは薬のせいかしら)。
5日ほど床に伏し、完治の波を感じたところで家から徒歩15秒の温泉へ。平日の昼間、さぞかし広々とお風呂を占拠できるのだろう!!……と思ってたのですが、実際の浴場はマダム達の集会場と化してて大混雑。居場所ナシでぱっぱと出てきちゃったけど、自分の知らない風景を見るのはいつだって楽しいもんだなぁ。
復活してからは反動で毎日お酒を飲んでました。恵比寿のネパール料理、代々木の羊専門店、恵比寿のモツ鍋、高田馬場のミャンマー料理。友人たちよ、ありがとう。心からの感謝を。
ずいぶん遊んだし、さぁてそろそろ日常に戻ろうと、そんな気分の中で見たゲラーズのライブがすごく格好良かった。荒さもえぐみもあったけど、なにより「やるんだ」って強い気持ちがグルーヴとして結実した演奏だった。今年は新しい音源が届くといいな。
2013/02/15
「メランコフ」2012年振り返り号
web利用フリーペーパー「メランコフ」2012年振り返り号の編集をお手伝いしました。
取材のみですがBIOMANのインタビューと、柴田聡子さん、STOMACHACHE.ともえちゃん、東京の演奏・こっちゃん、error403くん、Alfred Beach Sandal氏に年間BESTアンケートに答えてもらっております。ぜひチェックしてみてください!
http://www.melankov.com/
トマト卵焼き
引っ越したというのに、さっそく3日に1度は阿佐ヶ谷……。いきなりバシっと離れるのは難しいもんです。
2月頭、ゴロゥちゃんの呼びかけのもと阿佐ヶ谷クルーで新年会を開きました。場所は川名で、トマト卵焼き(油べっとりで、う、うまぁ〜…)を2回も頼んでしまった。
店を出て、10人くらいの男女が旧中杉通りをぞろぞろ歩く。とっくの大人になってからもコミュニティや居場所は増えていくんだなぁって、感慨深い気持ち。
阿佐ヶ谷での暮らしは、巷で言われる「中央線特有のモラトリアム」の雰囲気に確かに溢れていた(飲んで、飲んで、飲んでばかりの生活だったね…)。ただ、引っ越してすぐに震災が起こって、直後にあのどうしていいかわからない、どうしようもない気持ちを抱え、なんとなく近所の同年代の人たちと集ったことをすごく覚えてて、特に何を話したわけでもなかったけど、あの時に心強く思ったこと、仲間と強力しあえば生きていけるかもしれないと思ったこと、私ずっと忘れないなぁ。
2013/02/01
親愛なるなるなーる
実家を出てちょうど2年、阿佐ヶ谷を離れました。
阿佐ヶ谷さいこう!心の故郷!骨埋めるし!と非常に愛着を持っていましたが、色々アリ。「縁は異なもの味なもの」っちゅうことで(意味がすこし違うけど)、西へ移動したのです。
新居は23区内ではあるものの、阿佐ヶ谷って随分都会だったんだなぁ・・・と思わざるを得ない地味な街で、もともとがベッドタウン育ちの私としてはだいぶ落ち着く感じ。駅のすぐそばに小さい割に意外と気のきいた本屋と、温水プールがあるのがお気に入りです。
少ーーーしだけ生活に余裕ができるので、今年は遠出をしたいなぁと思ってます。「ただライブを見るためだけに地方へ行く」というのが好きで、夜行バスで遠くへ行き、なるべく東京にいるのと同じ風に過ごし(マックで本を読んだりなど)、ライブを見て、そのまま夜行バスで帰るというようなことをしたいと思っています。
引っ越しの数日前、段ボールを集めるべく夜の街をチャリで徘徊していたら携帯がなった。珍しい組み合わせの2人(本人たち曰く、年に1度のことらしい)から高円寺で飲んでるとお呼びがかかったので、ちょっとだけ顔を出しました。
その時に行ったビリエットという食堂がショー撃的にいいお店だった。素敵な女性が1人で切り盛りされてて、雰囲気は「やたらと集まりたくなっちゃう友人の家」。お料理もおいしかったです。
お店の素晴らしさに心打たれ、あまりこの時のことは覚えてないのだけど、楽しかった余韻だけは残ってる。今年もこういう出会いと愉快な会話がたくさんありますように。
画像:新居のテレビはブラウン管です
talk
「(「可処分所得年間112万円以下は貧困」というニュースを見て)ねぇねぇ、私貧困だったみたい」
「えっ、知らなかったの?」
「えっ、むしろ知ってたの?」
「うん、ちょっと前から気付いてたよ。自分は貧困だって」
「そうか、そうかぁ」
「まぁ、でも、僕たちは“明るい貧困”だよね。とりあえあず」
「えっ、知らなかったの?」
「えっ、むしろ知ってたの?」
「うん、ちょっと前から気付いてたよ。自分は貧困だって」
「そうか、そうかぁ」
「まぁ、でも、僕たちは“明るい貧困”だよね。とりあえあず」
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