2011/10/19

十月十六日/遠出中(2)

名古屋に、いる。


朝、ブラジルコーヒー(最近、ちょこちょこ音楽系の人から名前を聞いていたライブもできる喫茶店)でピザトーストを食べた後、舞鶴公園で昼寝。先月、上海に行った時も自由時間に入って真っ先に昼寝場所を探した俺………旅先での睡眠LOVE!(東京でやれ)

ちょっと調べたいことが浮かび上がったので、寝ぼけ眼で昨年の自分の日記を読み返したら、時間が有り余ってる感じ/インプットを積極的に持とうとしてる感じ/感受性が研ぎすまされてる感じ…に泣けてきた。横にいた知人に「今とは正反対の生活をしていて羨ましい」と伝えると、「まぁどっちもどっちなんじゃないの?去年の自分だって、“ただ感受性が強いだけの暇な人”…だったかもしれないし」と返事が返ってきてビックリする。ものは考えようだなぁと、頭の柔らかい人がそばにいることに感謝する。

名古屋の皆さんとごはん、街歩きなどした後、夜はハポンでライブを見た。


この日は、ジョンのサンの新しいアルバム『No, Sir』の発売を記念したものでした。

東京でもよく見ているシャムキャッツが、今度出る新譜の曲と並べて、1番最初のアルバムに入っている「りんごのうた」という曲を久しぶりに演奏していた。「りんごのうた」の、ひとり夜道で口ずさむのにピッタリなメロディの良さ。最近の曲は、そういう部分では少し劣るかもしれないけど、バンドで演奏した時に、もっとぐちゃっとした猥雑な格好よさがあるなぁと思う。

ジョンのサン、相変わらずとても独特の雰囲気を持っていて、なんとも言葉にし難いのですが、計算や、意図して「こうしよう!」みたいなものとある程度距離のある音楽。いわゆる即興とも違うけど、人が集まって生まれる偶然性に委ねてる部分が多分にあって、シャムキャッツとはまた違う「バンド」(もっと素朴に言うならば、人が集まるということ)の魅力だなぁと感じました。

トリはシラオカ。長尺で、ゆ〜っくりと立ち昇っていく姿が、いつ見ても美しい。12月にシラオカのCD発売記念ライブを企てているので(後ほどアナウンスしゃす!)メンバーさんたちとその話などもワヤワヤとして、解散。そんな訳で、週末に相手してくれた皆さん、どうもありがとうございました!

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