2011/04/06
大人の青春
三月某日
仕事帰りに、高円寺のいっきにて飲む。客が私と友人だけになった午前1時、店主含む3人ぼっちの店内で「店主にもし彼女ができたら、、」といった妄想小芝居を繰り広げてる時の居心地の良さ……。こんなボンクラ宴ばかり開催してるうちに35歳くらいになるんだろねぇ。
三月某日
よく飲んでる仲間内でカップルが誕生したので、テンションあがる。「私に、あなたに、時間のながれるいとしい日々(いくえみ稜)」って気分すなぁ。
四月某日
家でゴロゴロしながら北斎漫画をめくってタトゥーを入れる妄想などした後、渋谷にceroのレコ発を見に行く。音が鳴った瞬間、“待望!”の気持ちが溢れだした歓声がグワッとあがって、そのままアンコールまで場内の集中力が途切れない良きライブでした。名曲「大停電の夜に」は照明を全部落として演奏。さんざん言われてることと思いますが、「普通の会話を愛している」という歌詞、ほんとに胸に響くなぁ。
あと、久しぶりに見たオオルタイチさんが、ダンスミュージックとしても、歌ものとしても、パフォーマーとしても全方位にすっっっごくなってて、本気で血沸き肉躍った…!途中、「オオルタイチの曲は踊りにくいでぇ!」という掛け声と共に確かに何とも不思議なリズムの曲が始まって、お客さんたちがカクカクと奇妙な動きをしながらもそれぞれのスタイルで盛り上がる姿が最高っした。だいぶ楽しくなってしまい、へらへらしながら帰宅。
四月某日
急遽おうちに帰ってこいの招集がかかり、行くつもりだったsonarをやめ。もろもろ家族サーヴィスした後、渋谷で「ピュ~ぴる」のドキュメンタリーを見る。・・・こんなこと言うのもおこがましいけど、アイデンティティに関わるようなジェンダーの悩みって私にとっても遠い話ではなくて、ぐるぐると悩みながらも、常にシンプルな結論と共に制作に突き進むピュ~ぴるの姿に、予想外に励まされてしまう。上映後、春の夜を感じながら、上を向いて帰る。
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