2010/06/09
オフ会ルネッサンス
路地と人、そして我が家のトイレ。
六月某日
神保町で友人とスープカレーを食った後、「路地と人」でやっている小田島等さんの個展を覗く(テーマは「弱い力」!)。アートに対しては常々、そのリテラシーを求められるような雰囲気に、生理的ともいえる苦手意識を持ってしまってるのだけど、この日は小田島さんのお喋りを聞きながら順々に作品を見れて、カジュアルに楽しい。会場で「ANONYMOUS POP」も購入。24センチ、ハードカーバー、オールカラーページでまさかの2,800円。破格!
六月某日
前の仕事関係の方々と飲みに行く。連れて行かれるままに入ったのがなんと“俺の店”アルプスの姉妹店。負けず劣らずのコストパフォーマンス、そして精一杯声を張らなくちゃ向かいの人にすら届かない喧騒の中、某社のNさんと最近のドラマ情報を交換(月9のキムタクドラマに感じる差別意識など)。声を枯らして退店。
六月某日
仕事の後、やっすいスパゲッティを食べながら速水健郎『自分探しがとまらない』を読み終え(新書くらい1日で読み終わりたい…)、トクマルさんのライブ@リキッドルームへ。まず、倉林哲也さんのライブ(もうすぐファーストアルバムが出ます。「ペンギンカフェも好きだけど茶虎食堂も好きだわ」といううたい文句が素晴らしいなぁ)。チェロ&アコギ&ガットギターというトリオ編成は、単純に音が小さくて聞こえなかったけど(笑)、その演奏に会場にいる1000人くらいの人たちが一生懸命耳を傾けている雰囲気が愛らしかった。トクマル氏はツアーで熟された楽曲たちをがんがん演奏していて、とても盛り上がっていた。個人的なハイライトとしては、中盤ドリンクを買いにロビーへ出たら、今まさに会場についた!といった体のお客さんがモニター越しに中で演奏されてるTRFのカバーをぽかーんと眺めていた姿でした(そりゃそうだ!)。会場で会った友人たちとガールズトークをキメながら帰宅。
六月某日
6連勤、終了(嬉)。帰りに六本木のシネマートで『ソウルパワー』を見る。70年代に行われた黒人音楽のフェスティバル(「ブラックミュージック界のウッドストック」と言われたりするらしい)についてのドキュメンタリー映画。脂ののったジェームス・ブラウンをはじめ、出演者たちの演奏はもちろんのこと、途中で挟まれるモハメド・アリの演説がラップのようで、格好いい…!
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