it's a 原稿地獄。
●二十一日
これを言うと、会社の人に「お前はアーティストかっ!」と怒られるのだが、基本的に「ひらめく」まで全く筆が進まないので、バイブスが訪れるのをひたすら待つ、待つ、待つ。さぼろうとする度に、虎ちゃん(ティッシュカバー)と目が合う。
夜、気分転換で高円寺まで歩き、駅近くでラーメンを食べる。すりおろしにんにくと酢をたくさん入れる。
●二十二日
午前中から、バイブスが訪れるのをひたすら待つ、待つ、待つ。
「貴様、外に出るのも悪くないぞよ」と知人が声をかけてくれたので、阿佐ヶ谷を散歩。シンチェリータでアイスを食べる。コンコ堂で、谷口ジロー版『センセイの鞄』を立ち読み。好意を持たれていると気付きつつも、なんとなくそういう展開を避けていた相手からキスをされた瞬間の「しまった!」という顔が、見事だなぁと思う。
夜から朝にかけて、静々と原稿に向き合う。
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