2012/11/21
2012/11/07
9月16日
『PUS』10日目『ホーpus軒』@南池袋ミュージック・オルグ
のっぽのグーニー/川手直人/寿千寿(BDB/ZNS)×WORUZ(5gene)/PAAP(稲田誠、水谷康久、山路智恵子)/TALK:「小田晶房のmap以前、そして現在を聞く」(聞き手: 杉本喜則、木下夕希)
●会場の向かう途中、池袋駅前の交差点のド真ん中で派手に転ぶ。スローモーションで倒れ込み、地面に全身を強打。こ、こんなことって15年ぶりくらい…………と、涙目(いや、正直涙こぼれた)で会場入り。
●この日は、関西のイベンターであり、イベントスペース「epok」の運営メンバーであり、CD+エトセトラの店「ほ~ぷ軒」を切り盛りし、そして何より気のいい音楽好きである杉本くんに企画をお願いしました。私や小田さんでは決して思いつかない内容になっていて、一連のイベントのほぼ真ん中にあたるこの日を彼に任せて、面白いグラデーションができたなぁ(…てゆーか、くだけて言ってしまうと、チョー楽しかった!!)と心から思いました。
●のっぽのグーニー、この日は弾き語り。少し前にバンド編成を見たのだけど、曲の奇妙さをクオリティの高さが上回っており(笑)「おや、こんなにウェルメイドな人だったっけか・・・?」と印象が上書きされてたのが、一気に引き戻された。ゲラゲラ笑いながら見る。次に川手直人さん。確か杉本くんが初めて川手さんのライブを見た時のことを、「まだまだヤバイ人っているんだなー」って書いていたと思うんだけど、まさしく同じ印象。道端で話しかけられたらシカトしてしまうかも…と思わせる風貌(すんません)でギターを不器用に抱え、コンセプチュアル(この日は「30分で30曲演奏する」というものでした)な設定のもと、やはりすごーく不器用に(全然上手くねぇ!)、愛らしいスモールメロディをつま弾く………。そこには、圧倒的な「個」があった、ように思う。
●3番手に寿千寿+WORUZのライブペイティング。打ち込みに合わせて、ずらりと並べたエフェクターを操りながら、スペーシーな生ギター!少し前にBACK DROP BOMBのライブを見た時に、加入してまだ日の浅い寿さん(…と呼ぶのは慣れないけど)が一番ソリッドにテンション高く、なんちゅうか全身で“音楽してる!”って姿に泣きそうになったんですが、この日も変わらず胸打たれました。
●最後にPAAP。この日はメンバーの香取さんが急遽参加できず(残念…)とのことで、yumbo山路さんがドラムに加わった特別編成。トーンは一貫してるものの、オルグの小さなステージの中で、3人がぱらぱらと散り、そしてまたはらはらと寄り添うような演奏が、私は非常にエキサイティングだと思ったし、何より稲田さんボーカルに打ちのめされた!屈強で、塊を投げつけるような、うた。こんな歌い手を初めて見た、と、ライブ中静かにずっと震えてました。
●あと、この日は演奏の合間に小田さん&杉本くん&私でお喋りもさせてもらいました。自分は補足役&タイムキーパーとして地味に気を張っていたので、内容については結構ぼんやりしてるんだけど、外から見たらどうだったのかなぁ・・。
この日の感想ツイートまとめはこちら。画像は出張ほ〜ぷ軒。私は鈴木裕之さんの画集、「音遊びの会」の手記などを買いました。
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